私は保育士に向いてない性格、適正。そう思ったら考える事
保育士の今出川麗子です。
このコンテンツでは下記の方が対象です。
- 保育士に向いてない性格と思う方
対象者は続きをお読みください。
保育士に向いている人、向いてない人の特徴と性格
~保育士に向いている人~
- 技術も知識も兼ね備えていて子どもが好きな人
- 技術はなくても子どもが好きで努力家な人
- 知識はなくても子どもが好きで努力家な人
最も保育士として必要な事は、第一に”子どもが好き”という事です。 好きだけじゃ出来ないと言う人もいます。 しかし実際は好きだけで乗り越える保育士は存在します。 そういう保育士は子ども達の為だったらどんな困難だって乗り越え、努力も惜しみません。 子どもが好きで情熱がある人程、壁にぶち当たった時に努力をします。
~保育士に向いていない人~
- 子どもが好きではない
- 楽したいと思っている人
- 保育士という仕事に魅力を感じていない人
確かに誰にでも欠点はあります。 しかし、それに対して努力をしないで諦めたり、逃げたりするのが以上にあげた様な人だと言えるでしょう。
逆を言えば、子どもが好きで、保育士という仕事に魅力を感じ、苦手も努力で乗り越えようとする人だったら保育士として勤めあげられるはずです。
保育士が向いていないと思ったら考えること考えるべきこと
もし何かにつまずき”自分は保育士に向いていないのでは?”と思ったら、 まずは初心に戻ってみて下さい。
- 自分はどうして保育士になりたいと思ったのか?
- どんな理由で保育士を目指したのか?
一度整理してみて下さい。 もしかしたらそこには「親に進められたから」だったり、「先生に言われるがまま」など主体性のない答えが出てくるかもしれません。
そういった人は、それ程、保育士という職業に未練もないと思うので諦めた方が自分や子ども達の為になるはずです。
あとは努力して変わればいいだけのこと。
辞めたいと思ったら保育士を辞める?続ける?転職に迷った時のセルフチェック項目20でチェックしてみよう!
特に保育士という仕事は、仕事そのものが園児との関わりですから、
ただ、私がそんな思いを強く持ち始めたのは、「しんどい」や「めんどう」という思いが
保育園の仕事内容や人間関係に不満を持ち始めた
からなのです。
つらい残業、きつい先輩からの言葉…積み重なっていきました。
そんな思いは、働いていれば誰でも一度は持つことです。
ただ、この思いを毎日のように持ち始めた私は、ある日「
職場を変えるべきだ
」と決心をしたのです。
園長先生にも誠意をもってきちんと自分の思いを話し、理解を求める努力をしました。
園の配慮で「退職の日」を早めていただくこともできました。
今の私は、「保育士には向いていない」のか「今の保育園に向いていない」のかわからないという思いです。
ただ、
一旦身を引き、考える時間は必要
なのかなと思いました。
そんな中で、今新しい保育園の求人を探し、面接までこぎつけました。
この決心は私の初心にあります。
職場を変えることで次のようなことが変わりプラスに働きます。
私が体験した思いと感想です。
転職の体験談は【体験談】保育士が転職へと踏み切るまでのぶっちゃけ話をご覧ください。
子どもの対応に困る、子供がいう事を聞いてくれないなどとお悩みの人
自分の振る舞いを振り返ってみて下さい。
一方的になっていませんか?
まず子どもの話しに耳を傾けてあげる事が大切です。
しっかり受容して共感してあげて下さい。
そうすればー
- 「この人は自分の気持ち、話しを聞いてくれた」
- 「じゃぁ、この人の話しも聞こう」
と子ども達の反応も変わってくるのです。 嘘をついたり、約束を破ったりしていませんか?
子ども達と信頼関係を築く事は大切です。
怒り過ぎていませんか? 子どもは1叱って10褒めるが鉄則です。 また叱った後にはフォローも忘れずに。 叱られた事を直す事が出来た子にはちゃんと出来た事を褒めてあげて下さいね。 子どもの心をしっかりつかめば、子ども達も信頼し頼って付いてきてくれるはずです。
教訓
- 一方的になっていませんか?
- 嘘をついたり、約束を破ったりしていませんか?
- 怒り過ぎていませんか。
保護者への対応に困っているという人
ある程度は仕方のないと。
強いハートを持って”先生”として毅然とした態度で振る舞う事です。
まず、その気持ちを察してあげて下さい。 保護者に不信感を抱かせてしまったらどんなに努力をしても攻撃してくる一方です。 不信感を抱かせない様に、日常の子どもの様子をしっかり把握しましょう。
そして、どんなに小さな事でも、園の様子を話し伝えてあげて下さい。
人前に立つのが苦手、緊張しやすい人
人前に立つのが苦手、緊張しやすい人
場数を踏めば慣れるものです。
保育士に限らず、どの職業も年数を重ねれば重ねる程、周りからも信頼を得られ、仕事にも自信がついてくるものです。
課題が見つかれば対処方法を探しやすくなります。
私の体験談!!
まずは私の実体験、保育士1年目の時にぶち当たった壁についてお話しさせて頂きます。
それは希望に満ち溢れ、憧れていた世界にやっと飛び込む事が出来たピカピカの保育士1年生の前に立ちはだかりました。
その夢だけに向かって学業に励み、無事に認定こども園に就職する事が出来ました。
私は職場からオファーを頂き、就職試験も受けず書類選考のみで就職が決まったのです。
幸い私は複数担任のクラスに配属され、分からない事があれば先輩に聞く事ができたし、見よう見まねが出来る状況でした。
そして、レベルが高すぎて私にはとてもじゃないけどついていけない状態でした。 マーチングバンドの楽譜をすべてのパート書き下ろさなければならなかったり、配布するお便りや書類の膨大な数、音大卒でなければ弾けないような超難関のピアノの楽譜を「明日までに仕上げてね」とか、無理難題が毎日でした。
「私が出来ません」「教えて下さい」の連続だったので、さすがに先輩達も不信感を抱いた様でした。
そして徐々に気付きはじめました、あれ?私保育士に向いてない?と。。。
「自分は保育士に向いていないかも~」と感じる理由は人それぞれ違います。
私の同僚は、元々音楽が得意だったので先輩達からは”出来る”と思われていて本人も苦ではなかった様です。
ただ自分でも豪語する程の不器用で、装飾や発表会の衣装作りはかなり苦戦していました。
それでも私達は諦める事なく、努力をし続けました。
まとめ
※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。