これは手応えあり!【体験談】保育の3歳児遊びの種類

このコンテンツでは下記の方が対象です。

3歳児遊びを知りたい保育士さん

対象者の方は続きをお読みください。

保育士の今出川麗子です。

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  • 3歳児遊びを知りたい保育士さん

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3歳児は年少に相当する月齢です。年少になると2歳児の頃よりも課業が始まったり、遊びのレベルも上がって、友達同士の喧嘩も増えます。

反面で噛み付きは徐々に落ち着いて来て、余程の大喧嘩が起きない限りは噛み付きもなくなってきます。

そんな3歳児と遊ぶ為の遊びの種類とポイントを紹介していきます。

3歳児の接し方のポイント

3歳児は自分の身の回りの事は大体出来るようになりますし、自分のロッカーや靴箱もしっかりと覚える事が出来ます。

何でもなるべく自分でする様に見守る事がポイントです。

また、保育士から隠れてトラブルを引き起こす(陰で友達を噛んだり叩いたりする、陰口を言う等)可能性が出てくる月齢でもあります。

子ども同士のやり取りには気を配るように気を付けておきましょう。

3歳児の特徴と出来ること

身体的特徴

身体的特徴:歩行が安定し、2歳よりも思考力がつき集中力も長くなります。

走る事が楽しくて仕方ない年頃ですが、まだ走るフォームも安定せず、足腰も弱い為にすぐに転倒してしまいます。

転倒で他の子を巻き込んでの怪我にならない様に注意が必要です。

精神的特徴

精神的特徴:物の貸し借りなどを自分達だけで出来るようになります。

トラブルがあった際にも、トラブルの内容・自分の気持ち・誰とトラブルになったかを話そうとします。

しかし、記憶が混同してしまったり、自分を良く言う場合もあるので 保育士は慎重な見極めが必要です。

トラブルメーカー♪
相川七瀬

保育の3歳児遊びとポイント

3歳児は段々とルールのある遊びに慣れて、 ルールを守る大切さを知る事が大切です。

外遊びや室内遊びでもルールを決めて遊ぶ遊びを積極的に取り入れていきましょう。

また、毎日の課業でもテーマを決めて制作を行う事も大切です。

遊びの中に、自分の役割を理解して遊ぶごっこ遊びを取り入れると、自分の役割を理解する大切さを知るきっかけにもなると思います。

おすすめ屋内遊び5選

そんな3歳児にオススメの屋外遊びを紹介していきます。

3歳児は体力もついてきてはいますが、まだ4歳や5歳の月齢の子どもよりは劣りますので、30分~1時間のお昼寝を取り入れるとしっかりリフレッシュする事が出来ると思います。

鬼ごっこ

まずは ルールのある遊びの初心者編とも言える鬼ごっこを取り入れると、子ども達も楽しみながらルールのある遊びを知る事が出来ると思います。

鬼ごっこはルールがシンプルなので、トラブルも少なく遊ぶ事が出来ます。

けんけんぱ

3歳児からバランス力や体幹を楽しみながら鍛えるのに用いられるのがけんけんぱです。

フラフープなどの円を地面に敷くor描けばすぐに遊ぶ事が出来ます。

ルールを少し複雑にする場合は、両端からけんけんぱをしてぶつかった所でじゃんけんをし、負けた方は再びスタートから始めるというのも盛り上がると思います。

鉄棒

腕の力を強め、鉄棒に慣れる為にも3歳から鉄棒を始めるといいと思います。

前回りなどの技はまだまだ難しいでしょうから、ぶら下がるだけで大丈夫です。

誰が一番最後までぶらさがれるかなどの競争にすると、子ども達も競争心を燃やしてやる気を出してくれます。

かくれんんぼ

3歳になると、 物の影に何かがあるかもしれないと予測する力が発達するので、かくれんぼが出来るようになります。

まだ3歳なので、スペースを決めてかくれんぼをするなど工夫をして、子ども達が楽しめるようにするといいと思います。

色鬼

ルールのある遊びに加えて、 色を認識する練習にもなります。

保育士が鬼となって、子ども達に色を指示して触れる鬼ごっこです。

色盲も色を認識できるようになるこの時期に発見しやすいので、 子どもの様子をよく見ておきましょう。

参考元:ホイクル

おすすめ屋外遊び5選

では、部屋の中ではどんな遊びをする事が子ども達の成長に繋がるのでしょうか、3歳児にオススメの室内遊びを紹介していきます。

塗り絵

線と色を意識する為、 塗り絵は絶対に取り入れたいですね。

塗る物も、今までは車一つだったり動物一匹だったのに対し、鳥と犬や車と木など、 2種類以上の物を同時に塗るようにする事で物の違いや色の違いを更に感じる事が出来ると思います。

シャボン玉遊び

シャボン玉液から自分達で作り、園の廊下などで遊ぶと子ども達からも非常に喜ばれます。

3歳になれば 保育士の指示を聞いて、その指示に向けて動く事が可能になる ので、先に必要な材料さえ用意しておけば 自分達で混ぜてシャボン玉液を作る事だって出来ます。

自分達で作った方が物の出来る過程も理解出来て良いと思います。

折り紙

指先を鍛える事や、一つの作品を集中して完成させる事 を教える為に用いるのが折り紙です。

課業でもよく取り入れられます。まずは 綺麗な三角形に折る事から始め、そこから段々と作品へと発展させれば いいと思います。

ペープサート

3歳児になると集中力が高まりますので、ペープサートも動きだけではなく内容も楽しめるようになります。

10分以内に終わる絵本をペープサートにすると子ども達も喜ぶと思います。

しかし、気を付けたいのは 登場人物が多過ぎると子ども達が混乱してしまうので、スリーリーにもキャラにも子ども達が愛着を持てる作品選びがポイントです。

参考元:サクランボ保育園

じゃんけん列車

室内であれば転倒があってもそこまで怪我をしなくて済みます。

歩行が安定し、手を繋いで歩けるようになったら 次は列をなして後ろについて歩く練習です。

じゃんけん列車はルールもシンプルで、列になると子ども達が予期しない動きが生まれるので、非常に盛り上がりますし子ども達も喜びます。

参考元:秩父市立荒川小学校

寒い時期のおすすめ屋内遊び。1時間出来る遊び

寒い時期には工作遊びがオススメです。

12月のクリスマスに向けて、 松ぼっくりなどにビーズをくっ付けて制作する松ぼっくりツリーは人気です。

お正月に向けて制作をするのであれば、 野菜や消しゴムなどを使ってスタンプ遊びを兼ねて年賀状作りも楽しいと思います。

体験談
これは手応えあり。私の3歳児の遊び

私が3歳児の設定保育をした際、連想遊びとピアノを取り入れました。

足腰を鍛える上に、リズムに合わせて体を動かす楽しさを知ってもらう目的で行いました。

曲はその当時に流行っていたディズニーの曲を一曲使って体をまずは自由に動かす練習をします。

その後雨の音を連想させるピアノの連打音、風を連想させるピアノの鍵盤音と自然をイメージした音に合わせて、最初に保育士が軽くお手本を見せて、それぞれの子どもが思う「雨」や「風」を体で表現してもらいました。

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※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。