同じ園の保育士が親の悪口、子供の悪口。どう対応するべき?

このコンテンツでは下記の方が対象です。

同じ園の保育士が親や子供の悪口を言うので接し方に困っている保育士

対象者の方は続きをお読みください。

保育士の今出川麗子です。

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  • 同じ園の保育士が親や子供の悪口を言うので接し方に困っている保育士

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保育園は人間関係が複雑だと良く言われますが、 それは保育士同士には限りません。

保護者との人間関係が上手く行かずに悩む保育士も意外と多いのです。

今回はそんな保護者と上手く行かずに、ついつい保護者の悪口や、子どもと上手く信頼関係を作れずに子どもに対して悪口を言う保育士への接し方を紹介していきます。

自分は言わないにしても、聞かされる側も良い気持ちはしない事と思います。

しかもそれが先輩となると、なかなか注意もしづらいですよね。

そんな苦しい思いをすっきり解消しましょう!

同じ園の保育士が親、子供の悪口。そんな保育士との接し方

接し方はそれぞれの立場で変わって来るので、以下の分類で詳細に説明していきます。

悪口は聞く方も大変ですが、言う方も辛い気持ちになっている のを常に頭に置いていてあげてください。

そして、立場によって自分が取るべき行動も変わってくるので、 どのようにすれば相手の悪口をなくす事が出来るかを探っていきます。

【後輩の場合】

保育士の後輩が悪口を言っている場合、それは

  • 「保護者と上手く行かない」
  • 「子どもと信頼関係を作れない」

というSOS である場合もあるのです。

ですから、すぐに「愚痴っぽい子だな」と思わずに、後輩の動きを改めて見直してみましょう。

そして、子どもと上手く遊べていない場合は、 その子の好きな遊びや性格傾向を伝えて、遊び方を変える 様にアドバイスを送ってみてください。

保護者との接し方もよく見て、 保護者を不愉快にさせていないか、まずは後輩保育士の方の対応をよく観察しましょう。

その上で、保護者の方に少し問題がある場合は、上司に報告して 保育士で共通した対応を生み出し、保護者の対応に気を付けるようにしてみます。

そうする事で、保護者側が丸くなって、自然と後輩の悪口も減る事でしょう。

保護者については

をご覧ください。

【同僚】

同僚は保育士を続ける中で非常に重要な存在です。

同僚は気を遣わずに話せるので、つい保護者や子どもの悪口を吐きたくなってしまう気持ちは理解できます。

しかし、保護者や子どもとの接し方も自分と同じキャリアである場合、なかなか改善点などは見えてこないと思います。

聞いてすっきりし、再び気持ちを切り替えて子どもや保護者と接する事が出来るのであれば、 どんどん悪口は聞いてあげてください。

しかし、注意したいのは何処で話すかです。

保育園の外で話すと、どんな形で保護者の耳に入るか分かりません。

お互いの自宅で話したり、人に聞かれない環境で話す事が大切です。

もしも外で話したい場合は イニシャルやお互いにしか分からない合言葉を用意して話す といいと思います。

一番良いのは悪口を言わなくなる事なので、話を聞きつつ感じた事はどんどん提案し、

「〇ちゃん昨日は〇って言ってたから、今日は〇な気分なんじゃないかな」

と声をかけて、さりげなくその 子どもと遊ぶシチュエーションを増やしたり、 その保護者と自分がコミュニケーションを取り、同僚保育士をさりげなく「〇ちゃんは〇先生大好きだもんね。」など声掛けを行い、 保護者に好印象を与える会話 をしてみるのも良いと思います。

保護者との信頼関係を築くには 【子供・保護者】保育士の信頼関係の築き方。私だけ築けない・・・ をご覧ください。

【先輩】

先輩保育士相手に「悪口はやめた方がいいですよ!」なんてなかなか言えないですよね。

先輩保育士が悪口を言い続ける場合は、 とりあえず聞き流す ようにした上で、同僚保育士の接し方同様に、さりげなく愚痴を言っている子どもと遊ぶ時間を増やしてあげたり、保護者に好印象を与えるような会話をするのが良いと思います。

逆に保護者との接し方の参考として よく観察しておきましょう。

上手く行かないのには何らかの理由がある筈です。

例えば、保育士の髪の毛の結び方一つでも不愉快に思う保護者はいるので、その保護者の前では先輩保育士と同じ行為を行う事は控えると、上手に保護者との信頼関係は築けると思います。

喋り方や会話の内容もよく聞き、 保護者が嫌がりそうな内容は避けるように心がけましょう。

先輩保育士との会話の中で、さりげなく「〇さんの所は〇の話題が嫌みたいですね。

こないだ私うっかり〇の内容を振ってしまって~」とさりげなく 自分の失敗のように言いながら、その保護者の地雷を回避 するように伝えてみるといいと思います。

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※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。