保育士の夜勤。仕事内容や給料・手当のこと。しんどい事は?
保育士の今出川麗子です。
このコンテンツでは下記の方が対象です。
- 夜勤について詳しく知りたい保育士さん
対象者は続きをお読みください。
保育士の夜勤の仕事内容
私は、小規模な院内保育所に勤務していたので、親御さんのシフトにより、夜勤もありました。
だいたい、 夕方に登園し、翌朝お迎え になります。
基本的な仕事内容は、日勤とほとんど変わりません。
子どもを安全にお預かりし、子ども一人一人に寄り添いながら、遊びを提供したり、夕食など食事のサポートをしたりします。
異なる点としては、夜なので、 子どもたちが寝ている時間が長い、 ということです。
私は、夜勤の際、1対1の保育が多い院内保育所だったので、子どもと一緒に寝る時間もありました。
保育士夜勤のスケジュール
院内保育所のスケジュール例
16:00 | 登園 |
---|---|
18:30 | 夕食 |
20:30 | 就寝 |
7:00 | 起床 |
7:30 | 朝食 |
9:00 | お迎え |
登園してから夕食までは、子どもが自由に遊ぶ時間でした。
また、夕食前には、歩いて数分の場所にある病院の食堂に夕食をとりに行きます。このとき、夕食と合わせて、翌日の朝食をもらっていました。
夕食を食べたあとは、歯磨きをして、静かに遊ばせます。
夏場などは、シャワーで汗を流す時間もありました。
1対1ということもあったので、花火を一緒にしたこともありました。
就寝時間近くになるとパジャマに着替えて、絵本を読んで「おやすみなさい」と寝かしつけます。
子どもが寝たあとは、夕食の片付けをしたり、記録を記入したりしました。
そして、 常に子どもの様子は確認します。
子どもによっては、寝ると朝まで一度も起きない子もいれば、数時間おきに目覚めてしまう子もいました。
トイレトレーニング中の子どもがいた場合は、夜に一度起こしてトイレに連れていくこともしました。
トイレトレーニングの詳細は 【思ったより難しい新卒保育士必見】トイレトレーニングの方法と進め方 をご覧ください。
日勤と違う仕事内容って何がある?
個人的には日勤と特に異なる仕事はないと思います。
ただ、日中よりも子どもの人数が少ないため、集団保育というよりも、自宅のようなのんびりしたくつろぎの時間を大切にしていました。
夜勤でしんどいことは?
夜勤保育でしんどいことは、
- 夜にぐっすり寝られないこと
- 拘束時間が長いこと
です。
私が勤めていた院内保育所では、子どもと一緒に寝ていましたが、熟睡することはなく、1時間おきに目覚め、子どもの様子を確認していました。
なので、寝たという感覚があまりなく、体力的には辛いと感じることもありました。
とはいえ、 夜勤明けは、休みになり、平日休みがあるような気分で、それなりに充実していました。
勤務日数も、日勤より少なくなりますので、体力がある方は、おすすめです。
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保育園以外で夜勤のある施設は?
院内保育所の他に、乳児院や児童養護施設でも夜勤があります。
このような施設は、保育園と異なり、お迎えがありません。
ですので、 より生活に密着したお仕事内容になります。
友人が、児童養護施設に勤務していましたが、 担当の子がいるので、母親のような感覚に近かったとのことでした。
夜勤の給料や手当
手当はどれくらい付く?
労働基準法に基づいて、午後10時から翌日午前5時までの間の労働に対して割増賃金を支払われることになります。
割増賃金は、2割5分以上と決められています。
ですので、雇用形態にもよりますが、例えば日勤の時給1000円の人は、深夜の時間は、1250円支払われるということです。
また、 夜勤1回6000円 など、手当がつく場合もあります。
給料面でのメリットは大きい?
夜勤手当がつくので、給料は高めになります。
それが、最大のメリットでしょう。
また、1回の勤務時間が長くても、 平日に休みが欲しい、 という人にとっても、夜勤は、いい環境ではないでしょうか。
ただ、少人数でシフトを組むことが多いため、休みづらかったり、体調不良で休む先生の代わりに、急に入らなければならなかったりすることもあります。
夜勤がある保育については
をご覧ください。
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