転職する前に知っておこう。保育士の転職時期。有利な不利な時期
転職する前には知っておいて待遇が良い求人が出るときにするほうがいいですね。
保育士が転職するベストな時期。バッドな時期
保育士が子どもの保育をする中で一番大切になる事、それが子どもとの信頼関係です。
1歳~2歳の子どもなんて誰があやしても同じだと考えている人が多いですが、それは違います。
子どもは賢い生き物です。
保育士でも自分の我儘を許してくれる人、許してくれない人と見分ける事はどんなに小さくても出来るのです。
子どもと信頼関係を築いて、必要な場面で子どもが落ち着いて人の話を受け入れる事が出来るように保育をしていかなければなりません。
そして、子どもは敏感な生き物ですから、折角信頼関係を築いた大人が自分の目の前から消えてしまうと取り乱し、精神的にも安定しなくなり、クラス全体がざわついてしまいます。
保育士が転職する時期としてバットなのは、任期半ばであればどの季節でもバットです。
進級に合わせて担任やクラスが変わり、子ども達はざわつきます。
しかし、そこから段々と担任が変わった事を受け入れて落ち着いていくので、 出来れば進級の時期に合わせて転職するようにしましょう。
転職のタイミングを決める2つの要因
①年齢
転職は若ければ若いだけ有利です。
25歳を超えると段々正担任として働いている先生が減ってきます。
そして、受け入れる側の保育園も25歳を過ぎたいつ結婚するかも分からない人を受け入れる位ならば、若くてばりばり働いてくれる短大新卒を取ろうとなってしまいます。
転職はなるべく正担任として活躍できる20前半に済ませておいた方がいいでしょう。
パート保育士は年齢制限はないので、特に気にする必要はありません。
②条件の良い転職先
こまめに 転職サイト やハローワークをチェックして、たまたま条件の良い転職先が見つかった時も転職のタイミングです。
保育園はどうしても人が欲しい時、基本給を上げたり賞与を上乗せしたり、 何かしら他の園と差をつけるような好条件を提示します。
それを狙って転職活動をするといいでしょう。
1番有利に転職が出来る年齢は何歳?
保育士は体力勝負の一言に尽きます。
若ければ若いだけ需要が高くなります。
通常勤務を終えても、保育室の装飾や保育方針の確認、勉強、設定保育の準備、行事が近ければ行事の準備…朝7時に保育園に出社して、帰るのは22時過ぎなどざらです。
行事前なんかは午前様だってあり得るのです。
行事で山に登ったり公園を駆け回ったり、夏はプールだって始まります。
保育士は体力がある若い内しか正担任は務まりません。
パート保育士の募集ももちろんありますが、殆どの場合きちんと正担任の経験がある人しか採用されません。
遅くても大学卒業して3年が経つ26歳までに決断する事が大切です。
転職にもリスクがあることを知っておく
転職サイトや友人・先輩の紹介で、内情がよく分かっている保育園に転職するのであれば安心ですが、 ハローワークなどあまり保育園の内情まで分からない場所を転職活動に利用してしまうと、条件は良いものの人間関係で悩まなければならなくなります。
友人・先輩の紹介だからと言っても安心は出来ません。
縁故採用という事で、転職サイトやハローワークに掲示している条件よりも悪条件で契約を結ぼうとする園だって存在します。
また、転職先の状況によっては給与や賞与がカットされる可能性も十分にありますし、 一番怖いのは自分のライフステージを邪魔される事です。
転職先が必ずしも天国ではないと覚悟はしておきましょう。
【体験談】転職経験者が語る。いつの時期が良かった?どんな求人が出てた?
私は丁度進級の準備が始まる2月頃から転職を考えはじめ、保育士専用の求人サイトを利用して、求人サイトの職員の方との面接から一週間以内に目ぼしい園を2園絞って紹介して頂きました。
その中でも、3月に丁度欠員が出て、絶対に保育士が欲しい!という方の認可保育園は他の園よりも基本給が良く、賞与もしっかりと支給されて残業代も貰える契約でした。
表面上だけではないかと求人サイトの職員の方がしっかりと調査を行ってくださり、人間関係も良好で、本当に人手不足で悩んでいる為基本給を他よりも良くしている事、ちゃんと働いている職員全員に残業代・賞与が支払われている事を確認してから面接を受ける事が決まりました。
3月は丁度辞め時という事で、正担任やパート保育士の欠員が沢山でます。
ですから園は新学期を迎えるにあたって絶対に保育士を引き入れたいので、1~2月には条件の良い求人が沢山出ます。狙う時期は1月~2月です!
※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。