保育士複数担任のストレス そうなる転職前に知っておこう
保育士の今出川麗子です。
このコンテンツでは下記の方が対象です。
- 1人担任、複数担任のメリットデメリットを知りたい保育士さん
対象者は続きをお読みください。
保育士の一人担任、複数担任のメリット・デメリット
一人担任は、責任が重そうだし、複数担任は、性格が合わない先生だと毎日が辛そうだし・・・迷いどころですよね。
また、自分の性格的には、どちらが合っているのでしょうか?
メリット、デメリットに加えて、どんな人が向いているのかについても詳しくご紹介します。
一人担任のメリット
何よりも、一人で決められる気楽さ、自由さがあります。
他の先生と相談する必要ないので、スピーディーに進められるのもメリットです。
一人担任のデメリット
他に頼ることができません。
責任の重さがあるのは、デメリットの一つでしょう。
また、子ども同士のトラブル、保護者の対応なども一人でやっていかなくてはなりません。
力量が問われます。
経験が浅く、保育のスキル、コミュニュケーションスキルが乏しいと、かなり厳しいでしょう。
少しスキルが足りないかも・・・そんな人は 【役立ちます!】保育士がスキルアップする為の資格や講座 をご覧ください。
複数担任のメリット
何よりも、いろいろな仕事、責任を一人で抱え込まず、分担できることがメリットです。
また、いろいろな視点で、子どもたちを見られるので、細かいところまで配慮することができます。
また、相談しながら保育をすることで、ひとりよがりな保育になりづらく、子どもたちの成長を考える余裕が生まれます。
さらに、他の先生から学ぶことも多く、保育のスキルアップも望めるでしょう。
複数担任のデメリット
保育士が複数いると、考え方、保育観も様々です。
意思疎通が難しくなります。
また、何かあった際の子どもへの対応、保護者への対応も、個々に異なってしまいます。
子どもの場合は、先生によって言うことが変わると、混乱してしまいます。
保護者の場合も、不信感に繋がりかねません。
複数担任の場合、一緒に担任をする先生との性格の相性が、とても重要になります。合う先生ですと、仲間意識も生まれていいのですが、合わない場合、何かとトラブルになってしまい、ストレスが溜まりやすいです。
さらに、保育士同士がぎくしゃくしていると、保育にも支障が出てきます。
子どもは、敏感に感じ取るため、クラスも落ち着かなくなったりします。
複数担任の場合、一緒に担任をする先生との性格の相性が、とても重要になります。合う先生ですと、仲間意識も生まれていいのですが、合わない場合、何かとトラブルになってしまい、ストレスが溜まりやすいです。
さらに、保育士同士がぎくしゃくしていると、保育にも支障が出てきます。
子どもは、敏感に感じ取るため、クラスも落ち着かなくなったりします。
人間関係については あなたがこれを知らないと保育士の人間関係は悪くなるばかり をご覧ください。
一人担任に向いてる人、複数担任が向いてる人
実際、どんな保育士が一人担任に向いているのでしょうか?
また、複数担任に向いている人とは、どんな人でしょうか?
それぞれに必要なスキルなどを盛り込みながら、ご紹介します。
一人担任に向いているのはこんな人
自分の考え、保育観をしっかり持っている人は、一人担任がいいでしょう。
また、経験豊富で、どんなことにも柔軟に対応できる人は、一人担任に向いています。
一人担任は、全てのことを一人でやらなくてはなりません。
日々の業務でしたら、誰でも、それなりにできるでしょうが、問題が起こったときの対応などは、ストレスになる人もいるでしょう。
どんな問題でも、自分の信念に従って、真摯に対応できる人が向いています。
複数担任に向いているのはこんな人
保育士として経験が浅い人は、まずは、複数担任で勉強することがいいでしょう。
保育の仕事は、座学で学んだことよりも、子どもたちから学ぶことが多いです。
様々な子どもの反応に、どうしたらいいのか、迷うこともあるでしょう。
そんなとき、 他の先生の対応などから、学ぶことも大きいです。
また、他の先生と性格が合う、合わないにかかわらず、コミュニケーションスキルが高い方が向いているでしょう。
強い信念、保育観を持っていることは、重要ですが、自分と違う考えの人も排除せず、理解しようとする姿勢を持っていると、うまくできるでしょう。
これさえできれば、仲間意識が生まれ、子どもの様子を共に喜んだりもできるので、仕事がさらに楽しくなるでしょう。
今の担任の形態にストレスを感じている場合は、どうしたらいいの?
今保育士で一人担任が、辛い、性格が合わない先生との複数担任が辛い、そのような話は、よく聞きます。
私は、複数担任の経験が多いですが、 気の合う先生とであっても、ぶつかることはあり、ストレスを抱えることもありました。
一方、気の合わない先生との複数担任の際は、毎日が苦痛でした。
日々、仕事だから、と割り切っていましたが、 転職 を考えたこともあります。
どちらの形態であっても、人間関係のストレスは、つきものです。
一時的な感情に流されるのではなく、冷静に、自分にとってどちらがいいのかを考えてみましょう。
そして、どうしても、現在の担任制に不満があるなら、希望を出してみましょう。もしくは、希望が通りづらい環境であるなら、転職するのもいいでしょう。