【一工夫】年齢別、保育園で園児に人気の楽しめる七夕の遊び
保育士の今出川麗子です。
このコンテンツでは下記の方が対象です。
- 七夕遊びのネタに困っている保育士さん
対象者は続きをお読みください。
夏の一大イベントと言えばこの七夕ですよね。
子ども達に願いを書かせて、園庭や保育室に設置した笹に短冊を吊るすのは恒例行事の園も多いでしょう。
今回はそんな恒例行事を少しでも楽しめるように、 保育園で盛り上がる七夕遊びについて紹介していきます。
マンネリになっては子ども達も退屈してしまいます、毎年必ず前年度と被らない遊びを用意しましょう。
【年齢別】保育園の七夕遊び 盛り上げるコツ
保育園の七夕月齢別に盛り上がる遊びを紹介していきます。
0歳児…
0歳児はまだ行事の概念が持ちにくい年齢でもあります。
しかし、行事を楽しみ知る事が大切なねらいです。
そこで取り入れるのが、 「織姫と彦星ごっこ」 です。
やり方は非常に簡単ですが、七夕でしか出来ない特別な遊びです。
まずは透明なポリ袋の縦を切って細長い形状にしたら、そこにホログラム紙で切った星を貼り付けていきます。
なるべく星は大小ばらばらにしておくと可愛らしいと思います。
そして、その星を切り開いたポリ袋に貼り付ければ完成です。
更に気分を盛り上げる為に、彦星役の男の子には色紙などで作った烏帽子帽を、織姫役の女の子には針金で布を固定した羽衣を付けて、 星の川を渡って織姫と彦星の気分を味わうのです。
自分で体験する事で更に印象に残り、何となく七夕という行事を印象付ける事が出来ると思います。
他遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の0歳児遊びの種類をご覧ください。
引用: もりの風こども園
1歳児…
1歳児になったら 今度は天の川を作る番です。
1歳でも簡単に出来るのは、「がんがん繋ぎ天の川」です。
青や水色の折り紙を前もってがんがん繋ぎの幅に切っておき、子どもとがんがん繋ぎを作るのも楽しいと思います。
1歳であれば十分に手先も器用になっているので、遊びがてら天の川を作ってみてはどうでしょうか。
そして、完成したらそのがんがん繋ぎを織姫と彦星に扮した子ども達に跨いで渡り、織姫と彦星が再開する場面を再現すると更に盛り上がります。
他遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の1歳児遊びの種類をご覧ください。
引用: ミュンヘン幼児クラブ
2歳児…
2歳児になると更に遊びの難易度を上げなければなりません。
そこで、 「天の川のお星さま釣り」 はどうでしょうか。
七夕に関連していますし、子ども達も楽しく遊べると思います。
釣りの要領で、 ホログラム紙で作った星を天の川に見立てたポリ袋の上に散らして釣りを楽しむ のです。
お星様を釣るなんて事が出来るのは七夕位しかないので、子ども達も普通の釣り遊びは様々な場面で行う事があるので飽きているかもしれませんが、きらきらと光るホログラムお星様となると気分が変わって新鮮だと思います。
他遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の2歳児遊びの種類をご覧ください。
3歳児…
3歳児になるとルール遊びが出来るようになってきます。
そこで取り入れたい七夕の遊びが、 「おじゃまむしをとびこえろ」 です。
七夕は元々結婚してから怠け始めた二人に激怒した神様によって、川を挟んで離ればなれにされてしまったのです。
その起源を利用して、おじゃまむしを飛び越えろというのを七夕用に変えて、線の上で彦星組を捕まえるのを神様役にし、彦星組が織姫組の所へ行くのを阻止するのです。
身をもって起源を知る事が出来るのでオススメです。
他遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の3歳児遊びの種類をご覧ください。
4歳児…
4歳児は手先も器用になったので、七夕を更に理解する為にも 自分達で竹を取りに行く所から装飾を行うと良いと思います。
園外保育にもなりますし、子ども達も竹がどうやって生えているか知る良い機会になると思います。
また、七夕飾りに欠かせない短冊、提灯なども全て保育士が教えれば子ども達は自分で作る事が出来るので、 自分達だけの笹飾りを作ってオリジナリティ溢れる七夕飾りを作ってください。
他遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の4歳児遊びの種類をご覧ください。
引用: 宮城県立がんセンター
5歳児…
5歳児は遊びの中で自分達の役割をしっかりと理解する事が出来るようになります。
生活発表会などでも劇をする機会が多くなるので、是非ともその練習がてら 七夕の劇を行ってみると良いと思います。
自分達だけで劇遊びをするのは勿体無いので、 他の月齢の子ども達に見せると その子ども達も七夕の起源を楽しく知る事が出来ます。
演じる側の5歳児も起源をしっかりと覚える事が出来ると思います。
他遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の5歳児遊びの種類をご覧ください。
全年齢共通…
やはり七夕と言えば天の川ですよね。
天の川を食べ物で表現する事も十分に出来ます。
それが 「七夕ゼリー作り」 です。天の川の七色の光を、食品粉末で様々な色のゼリーを作る事で表現します。
ゼリーの形はなるべく七夕を意識する為に、星形にしましょう。
ゼリー自体は丸いドーム型にして、 中に星形に象ったナタデココなどを入れても面白いし綺麗 だと思います。
※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。