保育士転職で他業種へ。資格パソコン使えない。どうすれば良い?

このコンテンツでは下記の方が対象です。

保育士から他業種へ転職を希望している保育士さん

対象者の方は続きをお読みください。

保育士の今出川麗子です。

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  • 保育士から他業種へ転職を希望している保育士さん

対象者は続きをお読みください。

様々な理由で保育士の仕事が嫌になり他業種への転職を考えたあなた。

いざ転職を真剣に考えた時、

  • 「私にはパソコンも資格も使えない。どうすればいいんだろう」
  こういう風に考え込む人は少なくありません。 やっぱり私には保育士しかない、と同業に転職もありです。 ここでは保育士から 他業種へ転職を考えるもどう進めばよいか を悩んでいる人にお届けしたいと思います。 これを知らないと言うことは 骨折を気合で治そうと考える のと同じです。
保育士転職で他業種へ。メリットデメリット
メリット

保育士の資格がある

保育士の資格があることで、転職時に有利な場合がよくあります。
「保育士資格」というものは国家資格なため、そう 簡単に取得できる資格 ではありません。

業種によっては、保育士資格を所持していることで採用されやすくなる業種もあるため、履歴書などには 必ず保育士資格があることを明記 するようにしてください。

保育士として働いていた経験値がある

保育士の仕事というものは、子どもの命を預かる大変責任の重たい仕事です。
そのような仕事をしていたということは、保育士から転職後、他業種の仕事でもきちんと 責任を持って働くことができる という大きなアピールポイントへと繋がります。 保育士の仕事は体力や細やかな配慮ができる力も必要な業種です。

転職後もそのような力を発揮することができるため、保育士として働いていたという経験は転職後にも 大きく役立ち ます。

心機一転新しい業種で一生懸命働きやすい

保育士として働いた後、他業種に転職することによって、心機一転新しい気持ちで転職後も一生懸命働きやすくなります。
同じ同業種の場合だと、どうしても転職をしてもなかなか気持ちを切り替えにくいのが現状ですが、他業種だと新しいことばかりなので、とても 新鮮でやる気を持って働くこと ができやすいです。
デメリット

保育士の資格しかない

保育士資格は持っているが、他の資格を持っていないという場合が多いため、資格が必要な他業種にはなかなかすぐには転職できないというのが難点です。
資格によってはある程度すぐに取得できるものもありますが、多くの場合は短くても数ヶ月資格の取得に日数がかかってしまいがちです。

保育士以外の他業種に転職を希望する場合は、 資格が不要な業種を選ぶ ことで、比較的スムーズに転職をすることができるでしょう。

パソコンを上手く扱えない

保育士の業務の多くは、手書きが多いためパソコンを上手く扱えないという場合が多いです。
簡単な文字の入力などはできても、エクセルなどでの表計算やパワーポイントで資料の作成をするなどはできないという保育士の方は たくさんいます。 現在多くの企業でパソコンは使われていて、多くの場合「 パソコンが使えて当たり前 」の時代になってきています。

パソコンを上手く扱えないというのは大きなデメリットです。

年齢

保育士として働いていたため、その分年齢を重ねてしまっています。
もちろん業種によって年齢など一切関係ない場合もよくありますが、年齢制限がかかっている場合もあります。
保育士転職で他業種へ。保育士経験がある人の共通する特徴
優しく穏やかな性格
子どもと毎日生活を共に過ごし、子どもの成長発達を側で見守る仕事のため、保育士経験がある人は比較的優しく穏やかな人が多いです。

なかなか上手くボタンをはめられない子どもの姿をじっとそばで見守り応援をしたり、保護者との別れを悲しんでいる子どもを 優しく受け止めたりなど、優しさに溢れている人 が多いです。

細やかな配慮ができる
子どもの体調はもちろんのこと、何か普段と変わった様子がないかなど些細なことにでもすぐに気付くことができる人が保育士には多いです。

保育環境の整備なども仕事の1つのため部屋の中の様々な環境に関する細やかな 配慮 も行うことができます。

  • 危険なものはないか
  • 清潔を保つことができているか
  • 動線を確保できているか

これから始まる活動をスムーズに進められるかなど、様々なことに目を配り気を配りながら、働くことができます。

体力がある
子どもと一緒に生活するためには、並大抵の体力では足りません。
保育士は子どもたちと毎日一緒に生活をするため、 比較的体力 があります。

また、風邪や感染症がクラス内で流行っても 感染しない強い免疫力 を持っている保育士もたくさんいます。

ここまでのまとめ

前半では

  • 保育士転職で他業種へ。メリットデメリット
  • 保育士転職で他業種へ。保育士経験がある人の共通する特徴
  をお伝えしました。 読むことで自己分析ができますので何度も読みましょう。 この記事も参考に「私の保育士としての転職理由。本当にこの理由で転職するべき?」もご覧ください。
パソコン、他の資格もない保育士が転職する転職先を特徴から考える
保育士の仕事しかこれまでしてきたことがないという方にとって、他業種への転職活動は不安でしかありません。
  • 「保育士資格しか持っていない私を採用してくれる企業や会社なんて、本当にあるのだろうか」
  • 「パソコンも上手く扱えないし、どのような転職先なら働くことができるのだろうか」
  • 「保育士としての経験しかないのに、他業種で働くことが私にとって本当に可能なのだろうか」
と悩んでしまいがちです。 近年、どのような企業や会社であっても大半の場合、業務内容の1つにパソコン作業があり、ある程度の パソコンについての知識や技術が必要 となっています。 そのため、パソコンを上手く扱うことができないという方が、保育とは全く無関係の企業や会社などの他業種にスムーズに転職をするのはどうしても難しいでしょう。 また、他業種に新しく転職をするには、 ある程度若い年齢 でないとなかなか希望する転職先に上手く転職できないということがよくあります。
転職を希望する際、多くの企業では 年齢制限を設けており 、年齢制限に引っ掛かってしまっては、いくら転職をしたい熱い思いがあったとしても応募することすらできません。
さらに、他業種に転職を考えていても、資格が必要な業種はたくさんあります。 保育士以外の資格を何も持っていない場合、新しく他の資格を取得するためにはある程度の時間と労力とお金が必要になってきます。 すぐに転職を希望しているのに、資格取得の勉強をそこから始めていては転職までの道のりは遠く、なかなか転職をすることができません。 このように、保育士から他業種に転職するためには何かと難点があり、なかなか上手く転職を 成功させることができないという場合 がよくあります。 ただし就職先への条件を低く年齢が20、30代であればたくさんあります。 上記でもお伝えした保育士を行ってきたあなたの特徴を活かせる職場はきっとあるはずです。
あなただけではない。焦ってしまうその気持ち
転職を視野に入れて考え始めると、どうしても
  • 「早く転職先を決めなくては」
  • 「本当に自分にも転職ができるのかどうか」
  • 「年齢ばかり重ねてしまっているのではないか」
などと、焦ったり悩んだりする気持ちが芽生えてきてしまいます。 しかし、それは転職を考えた人なら誰もが通る道であり あなただけでは決してありません。 その気持ちもしっかりと受け止めながらも、転職活動を成功させるためにもまずは今の自分の状況や気持ちをしっかりと受け止めながら 「自分がどうしたいのか」 ということを 整理 するようにしましょう。 焦って慌てて「もういいや」と投げやりな気持ちで転職活動を進めてしまうと、 ロクな結果にはなりません。 後悔が残らないように、「今の自分に出来ることは何か」「これからどんな事に挑戦したいのか」と自分を見つめ直し、転職活動を進めるようにしましょう。
私の体験談 こんな他業種へ転職しました
※店長の後ろ姿 私自身は、以前から洋服への関心があったため子ども服の販売員への転職を行ったことがあります。

転職してどうだったか

子どもは好きだけど、保育士以外の他業種に転職したいと思い、子ども服の販売員へ転職を行いました。 実際に転職をしてみて、これまでとは違った作業や仕事内容に最初はなかなか慣れることができず、悩んだり迷ったりしたこともありました。

しかし、徐々に慣れていく中で

  • 「保育士として働いていた経験が役に立っているな」
  • 「やっぱり子どもと関わるのは楽しいな」

と感じることができ「転職をしてみて良かった」と感じることができました。

保育士については戻りたいか

保育士として働いていた頃を振り返ると、楽しい思い出もたくさんあるため戻りたいとふとたまに思うこともありますが、やはり仕事量の多さや給与などの待遇などを考えると、今の私は保育士に戻りたいとは思いません。
ただ、保育士として働いていた経験が転職後の仕事内容にあらゆる場面で大きく役立っているため、保育士として働いていたことは今でも誇りに思っています。

そのため、もう少し 年齢を重ねたらまた保育士として復帰 しても良いかなとも思います。

肌で感じるメリット・デメリット

メリット

子どもとの関わりが上手

保育士として働いていたため、子どもをあやしたり子どもと関わったりするのに、何も 問題を感じることなく接客 をすることができます。

接客時にすぐに子どもと打ち解けることができるため、保護者の方ともすぐに信頼してもらうことができ、接客がしやすくなります。

お母さんやお父さんの気持ちを分かりやすい

保育士として保護者対応をしていたため、ある程度は 親目線についても理解 をすることができます。

そのため、接客時に親目線で話をしながら商品を進めることができます。

体力がある

体力がついているため、多くの人が来客する店舗でたくさんの人と関わっていても 感染症にかかったり体調を崩したいすること がありません。

デメリット

パソコンの扱いが難しい

商品の発注や在庫確認はパソコンを使用しながら行います。

保育士のときにはパソコンにあまり慣れていなかったため、使い方を理解するまではなかなか苦戦しました。

お金の扱いに不慣れ

商品の販売にはお金が関わってきます。

保育士のときには諸費の収集くらいしか お金のやりとり などがないため、レジでのお金のやりとりに最初は困ってしまいました。

全部を読んでみて仕事の待遇を妥協したくない人へ
「待遇を下げてまでは他業種に転職する気はない」
と考えている方には、保育士から保育士への転職をおすすめします。
保育士の業務は、どのような園であっても 比較的パソコンの使用は少なく 、多くの場合手書きで様々な書類を作成します。 パソコンが上手く扱えないという方でも、同じ保育士への転職であれば何の問題もなく スムーズに転職 をすることができます。 また、保育士業界では様々な年齢の方が働いているため、保育士として数年働いていたからと言って 全く年齢の差を感じることなく 新しい転職先でも働くことができます。
むしろ、年齢を重ねていればいるほど、若い保育士とは違った保育の展開を考えることができる場合もあるので、保育士への転職で年齢をネックに感じることはほとんどない場合が多いです。
保育士資格は国家資格のため取得には時間も労力もお金も必要ですが、既に資格を持っているのであればその 資格を存分に生かすこと ができるのも大きなポイントです。

これまで保育士として働いていたときに身に付いた

  • 「優しく穏やかな性格」
  • 「細やかな配慮」
  • 「体力」
などは、どのような園に転職をしたとしても、 必ず必要な力 です。 保育士という仕事は、一人ひとりの子どもたちの姿を捉えて成長発達を側で日々サポートする仕事です。 これまで培ってきた力を、 存分に発揮することができます。 保育士から他業種に転職を考えていたけれど、パソコンも使えないし年齢を重ねているし他の資格もない・・・という方はぜひ保育士への転職を視野に入れることをおすすめします。

他業種よりもやはり保育士で働いてみるという方は 保育士求人転職プロ をご覧ください。

ここまでのまとめ

後半では

  • パソコン、他の資格もない保育士が転職する転職先を特徴から考える
  • あなただけではない。焦ってしまうその気持ち
  • 私の体験談。こんな他業種へ転職しました
  をお伝えしました。 よ~く読めば他業種にいくべきか、保育士への転職をすべきかが見えてくるはずです。

※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。