新人保育士で失敗ばっかり。ダメな私。自信はこう取り戻そう!

このコンテンツでは下記の方が対象です。

失敗ばかりする新人保育士

対象者の方は続きをお読みください。

保育士の今出川麗子です。

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  • 失敗ばかりする新人保育士

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こんな風に感じませんか?

  • 「失敗続きで自分でも自分が嫌だ」

保育士によくある失敗。私こう考えてしまう

新人保育士は、どうしても保育士としての仕事に不慣れなため様々な失敗を起こしてしまいます。

よくある失敗例① 「自分のクラスがうまくまとまらない」

隣の先輩のクラスの子どもたちはいつも落ち着きがあって、担任の先生の話を集中して聞くことができています。

それなのに、新人保育士のクラスの子どもたちはいつも落ち着きがなく、担任の先生が毎回大きな声をあげていてまとめるのに必死です。

  • 「どうして私のクラスは落ち着きがないのだろう」
  • 「どうして子どもたちは私の話を聞いてくれないのだろう」
  • 「私の保育はそんなに面白くないのかな」
  • 「保育士に私は向いていないのか」

このように感じ、 子どもは好きなのに子どもの心を上手く掴めずに自信を失って行く 新人保育士の方がたくさんいます。

信頼関係に自信がない?人は保育士で子供が嫌いに。正しい接し方を知って信頼関係を作ろうをご覧ください。

よくある失敗例② 「書類のミス・書類の提出し忘れ」

保育士の仕事は、日々の保育に加えて週案や月案、おたよりなどの書き物の 書類作成 の仕事もたくさんあります。

新人保育士にとってこれら全ての仕事を期日内に仕上げるということはとても難しく、締め切りギリギリで仕上げているという方はたくさんいます。

そのため、中には 書類の記入ミスや記入漏れ、書類の提出し忘れ などが起きる場合があります。

その際、日々の保育の準備に追われながらの書類作成ということもあって、頭の中がパンクしそうになり

  • 「私にはできない」
  • 「時間が足りない」
  • 「仕事が多すぎる」
  • 「間に合わない」
  • 「私に保育士の仕事は向いていないのかもしれない」

などとパニックを引き起こしかねません。

先輩保育士の先生たちは日々の保育の準備と並行して書類もきっちり仕上げています。

その姿を見れば見るほど「どうして自分にはできないのか…」と自信を失って行ってしまいます。

よくある失敗例③ 「子どもの怪我や事故多発」

新人保育士は先輩保育士に比べてどうしても経験値が浅いため、 子どもの身に起きる恐れのある事故やけがなどを事前に防ぐ ということが難しくなっています。

保育士という仕事は子どもの大切な命を預かる大変責任の重たい仕事です。

しかし、怪我や事故などがクラス内で多発すると

  • 「自分は保育士に向いていないのではないか…」
  • 「いつか大事故を起こしてしまうかもしれない」

と自信を失っていってしまいます。

それに加え、事故やけがなどが多発すると 保護者からもクレーム を受け、ますます保育士という仕事に対して恐怖を覚え、自信を失って行くということがよくあります。

子供のかみつきの対応はこう対応しよう!保育園でかみつき発生。保護者対応、クレーム等をご覧ください。

新人保育士は失敗による考え方をどう修正すれば良いか

「自分のクラスがうまくまとまらない」場合

自分のクラスがうまくまとまらずに自信を失っている場合、まずは

「自分は新人保育士なんだからある程度クラスがまとまらないのは仕方がない」 と思うことです。

もちろん「新人保育士だからクラスをまとめられなくて当然」と思うのは大間違いです。

しかし、先輩保育士に比べて明らかに保育士としての経験が浅い新人保育士が、クラスをうまくまとめるということはとっても 難しい ことです。

そのため、「自分はまだ新人なんだから、先輩と同じようにできる訳がない」ということを念頭に置いた上で、 今の自分でもできること をどんどん行っていくようにしましょう。

先輩のクラスのようにしっかりとまとめることはできなくても、大事な話のときは集中して聞くことができるように話し方や話す場所などを工夫しましょう。

エネルギーやストレスを発散してから落ち着いた活動に取り組めるように1日のプログラムを考えなおしたりするなど、 少しの工夫 で子どもの姿は大きく変わります。

新人保育士だからこそ 思い付く「やってみたい」ということもどんどん取り入れながら、前向きに保育を行うようにしましょう。

新人保育士の詳細は 保育士1年目で目標を持つ人。辞めたい向いてない思う人の違い をご覧ください。

「書類のミス・書類の提出し忘れ」

保育士の仕事は、確かにたくさんあります。

子どもへの援助だけではなく日々の日誌やクラス便りの作成など、休んでいる間はなかなかないのが現状です。

しかし、どの作業も保育士の仕事において大切なものばかりなので1つひとつ 丁寧に仕上げる ことが大切です。

そのため、出来る限り書類のミスや提出し忘れなどがないように、 事前にどのようなスケジュールでどの書類から仕上げていくべきか を優先順位をつけながら表などに整理をしていくことをおすすめします。

そうすることで、今何をするべきなのかが分かり、落ち着いて取り組むことができるはずです。

「子どもの怪我や事故多発」

子どもの怪我や事故は、どうしても子どもたちの注意が散漫になっているときに起きやすいため、怪我や事故を防ぐためには 子どもたちの注意が散漫にならない ように気を付けることが何よりも大切です。

そのため、子どもの怪我が増えるから

  • 「外遊びをしたくない」
  • 「はさみなどを使いたくない」

などと活動を制限するのではなく、子どもの注意が散漫にならないように十分に保育士が声をかけたり活動により集中ができるように環境を整えたりするようにしましょう。

もしどのように環境を整備したら良いのか迷った際は 積極的に先輩保育士に尋ねる ように心がけてください。

きっと、役に立つアドバイスを受けることができるはずです。

ヒヤリハットについては知ってます?ヒヤリハットが多い保育士は事故を未然に防ぐ人をご覧ください。

私の体験談

私が新人保育士の際、絵本を読み聞かせする際にどうしても子どもたちをうまくまとめることができず苦戦した経験があります。

先輩保育士が絵本を読む時はみんな静かにいるのに、新人保育士の私が代わりに読むと子どもたちの集中が途中で切れて 聞いてしまいざわざわと話し始める

…ということがよくありました。

その際、「私は保育士に向いていないのかもしれない」と自信を失いそうになりました。

先輩保育士の先生に

  • 「新人保育士なんだから、仕方がないよ。まずは子どもと信頼関係を築いてごらん」

とアドバイスをもらいました。

その日から、子どもたちとより深い信頼関係を築くことができるように、積極的に子どもたちとのコミュニケーションを計っていくと同時に、子どもたちが今何に興味を持っているのかなどをしっかりと見極め、今の子どもたちに合った絵本はどれなのかと選ぶようしました。

また、絵本の読み方も先輩の真似をしながらも自分なりにオリジナルの手遊びなどを取り入れながら進めることで、子どもたちの興味や関心は徐々に集まっていき、少しずつ子どもたちをまとめることができるようになっていきました。

最終的には先輩保育士の先生がいなくても1人で子どもたちをまとめることができる ようになっていったので、前向きに諦めず子どもたちを信じて頑張る大切さを感じることができました。

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※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。