求人票だけで判断すると失敗する?保育士の求人の探し方
保育士の今出川麗子です。
このコンテンツでは下記の方が対象です。
- 保育士の求人の探し方を知りたい方
対象者は続きをお読みください。
なぜ保育士は求人票以外の探し方も大切なのか?
そこには保育士の求人情報が記載されています。
ハローワークでは、コンピューターシステムで求人票を見て探します。
また、就活の季節になりますと、大学構内でもよく掲示板に求人票が貼ってあります。
このように、いろいろなところで求人票を目にしますが、 その求人票はあくまでも一般的なもの(どんな人にも当てはまる)なのです。
どんな人にも…とは、
- 新卒の人にも
- 他職から保育士へ転職
- 保育士の他園に転職の人
- 再就職の人
などです。
一般的な お給料や勤務時間、園児数、園の行事などしか読み取ることができません。
肝心の自身が知りたい
- 残業
- 有給休暇
- 職員組織
- 園の特徴的な行事
- 保育理念
などが分からないのです。
そこで、ここでは求人票以外で園を判断するポイントをご紹介します。
求人票以外のグッドな求人の探し方
園のホームページを閲覧する
園のホームページ をみると、保育士の転職にとってもありがたい情報があるものです。
これは、そもそも保護者のために作られているものですが、 ホームページがきちんと更新できている園はやはり信頼のおける園と思っていいでしょう。
更新がきちんとしているということは、園長先生を中心に、職員の方々の組織や役割分担がきちんとできているということです。
これができていない園は、「これやっといてくれる?」というような会話が乱れ、どんどん自分の仕事が後回しになっていくのです。
これは求人票以外のグッドな探し方です。
園見学のために足を運ぶ
園見学の場合「いつでもどうぞ」と言ってくれる園がいいでしょう。
「いつ来てもらってもきちんとできていますから問題はありません。」という意味ですから、園自体がきちんとしているのです。
また、園見学においては求人票以外の情報が得られます。
施設の充実はどうか、職員の動きや会話はどうかなどが見えます。
多少古い園でも施設、設備が整っていればいいでしょう。
また、職員の会話や表情もきちんとチェックします。
チェックは、すれ違った職員の笑顔や職員同士の会話、様子などです。
笑顔があり、しかも真剣な表情で勤務されている(だらだらという感じではない)様子が見られたら、勤めやすい保育園だといえます。
園見学については保育士が転職の際に園見学から分かること 私が気づいたことをご覧ください。
求人票のみで転職先を決めるデメリット
求人票だけでは肝心の自身が知りたい残業や有給休暇、職員組織、園の特徴的な行事、保育理念などが分からないまま職場探しをすると、次のようなデメリットが発生します。
デメリット①
残業が「ほとんどなし」と求人票に書かれていても、だらだらとした保育園の場合は、 必ず「もう少しいい?」と先輩保育士などが言ってきます。
また、何も言わずにもくもくとみんなが働いて「いつ終わるの?」という感じになってしまいます。
デメリット②
求人票に有給休暇のことが書かれていないものが多くあります。
「休日…年間120日以上」という書き方です。
これでは有給休暇のことが分からず、着任してから「有給休暇がほとんど取れない」ということになりかねません。
有給休暇については 保育士が有給は取れない?私はこうやって有給を取りました をご覧ください。
デメリット③
ある園では、「スキー教室」また、「お泊り保育」のある園があります。
特に気にならない方はいいのですが、休みにくい状況の中で、 あなた自身が園選択で考えるポイントとなる重要な「園の特徴的な行事」を把握しておかないと後悔することになります。
求人票のみで転職先を決めるデメリットの一つです。
デメリット④
必ず園訪問をするなどして詳しく聞いておく必要があります。
希望する保育園で、あなたの力を発揮できないと何にもなりません。
職場探しにまつわる体験談
大きな保育園への不満
その時、思ったことは「多少の残業は我慢できるけど、我が子の子育てに影響が出ないようにしたい」ということです。
そして、今A保育園に決まり(小規模ですが、園長先生がしっかりとした考えをお持ちで、残業ができないシステムにされている)日々、園児たちと楽しい日々を送っています。
転職サイトで転職活動
求人票ではわからない事を正確に把握するのが求人サイトの特徴です。
あなたが聞きにくいことや知りたいことを転職エージェントが代わりに聞きます。
あなたの最適な職場探しを完全無料でお手伝いするのが私たちの仕事です。
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