保育士の副業が良い園ダメな園。資格を活かすお勧めバイト
保育士の今出川麗子です。
このコンテンツでは下記の方が対象です。
- 副業を考えている保育士さん
対象者は続きをお読みください。
保育士で副業をしている人は少なくありませんね。
副業は就職先の規則に従いましょう
副業を進めているわけではありません
保育士で副業が出来る園ダメな園
保育士として正規雇用されているのなら就業規則を確認して副業に関する項目を確認します。
就業規則に副業に関する項目がなければ副業ができる園です。
就業規則に明確に禁止されているのなら副業はダメな園です。
但し、副業が明確に禁止されているにも関わらず、周りの多くの同僚が副業を行っているのなら、その園は副業ができる園です。
【経験談】
保育士で副業している割合
保育士で副業している割合
実際に私が保育士として働いている中で感じた感覚では、初めて勤めた園では副業している方は全くいませんでした。
結婚してから再就職した園では多くの方が副業をしていました。
これは、最初に勤めた園は給料水準が高かったのに対して、再就職した園では保育士の平均的な低い給料水準だったことが関係していると思います。
今働いている平均的な保育士の給料水準の園では4割くらいの方が、こっそりと園には内緒で副業をしているように感じます。
保育士の副業でおすすめバイト
ピアノの先生
保育士は日常的にピアノを演奏する機会が多いですし子供の扱いにも慣れているので、子供にピアノを教えるピアノの先生のバイトは保育士に合っています。
また、ピアノの先生は日程や時間の調整も行いやすいので保育士として働きながら続けやすいバイトです。
ピアノに関する詳細は 保育士でピアノ苦手は無理?ピアノを弾かない職場を探そう! をご覧ください。
院内保育
個人病院や総合病院では子供を預かる託児サービスを行っている病院が増えています。
これらの病院では託児サービスに保育士を常駐させたいので、多くの場合に保育士を募集しています。
子供を預かるという、普段の保育士の仕事を行えば良いので難しい事はないのですが、予め決められている時間に病院に行かなければならないので、本業の保育士の業務で何か急用ができると行けない場合もあります。
そのため、このバイトは本業の保育士の休みの時に行うのが良いでしょう。
院内保育の詳細は 院内保育とは?就職先が少ないって本当?現実、目指せるの? をご覧ください。
保育士の派遣
保育士を派遣する派遣会社に登録して、保育士としてバイトをするのも良い方法です。
仕事内容は本業と変わらないので慣れていますし、日程と時間も調整が効きますので働きやすいです。
派遣の詳細は 保育士の派遣。実際を知らないままだと意外な落とし穴に? をご覧ください。
実際多い、副業の職種
勤めやすいためなのか1番多いのは飲食業です。
その他、保育士の派遣やピアノの先生としては働いている方も多数見かけます。
保育士と副業を両立するのに大変なことと注意すること
何よりも本業の保育士に迷惑を掛けない為のスケジュール調整が大変です。
保育士は急な用件が入って突然終わるのが遅くなることもあるので、本業の日にバイトを入れないように注意しましょう。
また、年間20万円以上稼ぐと確定申告を行う必要がありますし、副業の収入に対して課税されます。
課税された額は翌年の本業の収入から本業の収入に対しての税金と一緒に引かれるので、そこから園に副業がバレてしまうことがあります。
こっそりと副業を行うのなら、年間20万円未満の収入になるように調整するように注意しましょう。
副業を進めているわけではありません
副業する人としない人の違い
保育士で副業を行う人は生活が苦しい人や家庭の事情からお金が必要な方、奨学金の返済の為といった、 とにかく何らかの理由でお金が必要な方が副業をする場合が多いでしょう。
他方副業しない人は実家暮らしでお金に余裕がある方や規律やルールを守る真面目な方、趣味や自由な時間を持ちたい方は副業をしない傾向にあります。
私は金銭的な理由が副業をする、しないという選択に大きな影響を与えていると感じています。
副業が出来ることを前提にした保育士としての働き方
保育士として副業を無理なく働くのなら、本業が休みの日に副業を行うのが良いでしょう。
そうすれば、本業も副業もお互いに影響を与える事なく無理なく続ける事ができます。
もし、休みの日ではなく保育士の就業日に保育士業務の前後で副業を行うのなら、それはどこかで無理が出てくると思いますのでオススメしません。
が、もしやるとしたら、 早番遅番がしっかりと決まっている園ならやりやすいでしょう。
それは、早番遅番が決まっていれば、始まり終わりの時間が大きく変動する事が無いので副業を予定通りに行えるからです。
副業する事を前提に保育士として働くのなら、 早番遅番がきっちり決まっている園や休日が多い園を選ぶのが良いでしょう。
また、副業である程度稼げるのであれば、保育士を正規雇用に拘らずに派遣社員やパートという就業形態に変えて、副業を本業にしてしまうのも1つの方法だと思います。
そうすれば、副業を行いつつ保育士としても働く事ができます。
私の体験談
私は夏休みと冬休みの間は、 派遣社員として個人病院で院内保育の仕事を行っています。
院内保育の仕事も園での仕事とそう大差なく、楽しく働かせてもらっています。
また、派遣社員は稼ぎたい額や働きたい日程を伝えれば、派遣会社が希望に合わせて就業先と調整を行ってくれるので 面倒な交渉や計算も必要無く働くことができるので助かっています。
また他にも、派遣会社に今働いている園にバレたくない!という希望を伝えれば、配慮した就業先を紹介してくれます。
本業の保育士として働きながらも、副業をされたい方は、私のように保育の派遣会社に登録して希望条件を伝えて相談するのが良いと思います。
※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。