こう感じている人は少なくありません。
保育士が転職活動をする際は、必ず園見学を事前にしておくことをおすすめします。
パンフレットやホームページなどからでも、園の様子はわかりますが、やはり自分の足を園まで運び、自分の目で見ることで、多くのことを気付くことができます。
また、1度保育士として現場に立ち保育士として働き始めたからこそわかる、その園独特の方針やその他様々な点に園見学では気付くことができます。
私自身が実際に園見学を行い感じたことをまとめたので参考にしてみてください。
園見学をする際は、事前に園に電話をかけて園見学希望の旨を伝える必要があります。
その際の対応の仕方も、園によって様々です。
すぐに都合の良い日時を教えてくれ丁寧に当日の流れなどを説明してくれる園もあれば、「今は担当者が不在のため後日連絡します」と言ってなかなか折り返しの連絡がない園などもありました。
もちろんどの園も日々保育に追われて忙しいため仕方がないのですが、前者の園の方が見学をするこちら側にとっても大変好印象で気持ち良く園見学に向かうことができました。
電話対応がスムーズで良いということは、転職後も比較的様々な業務がスムーズに進み、比較的働きやすい職場である場合が多いです。
そのため、園見学をする際は電話対応などにも注目しながら行うことをおすすめします。
パンフレットやホームページには、様々な写真や文章で日々の保育の様子を伝えている園がたくさんあります。
もちろん、それらから、大体の様子は把握することができますが、やはり実際に自分の目で見るのとは受け取り方が大きく異なります。
大体の場合、パンフレットなどに掲載されている保育は行事のときのものが多く、普段の日常の保育の様子はなかなか見ることができません。
しかし、実際に園見学に行くと大きな行事などがない日常の保育を生で身近に見学することができます。
日々の保育の様子を見学させてもらうことで、
などを見ることができます。
転職先の時期については保育士転職の時期。意外に知られていない良い求人が出る時期をご覧ください。
園見学の際にタイミング良く送迎をしている保護者に出会うことができれば、どのように保育士が保護者と関わっているのかなどを自分の目で確認することができます。
保護者との関わりが良好かどうかということは、保育士としてとても重要なことです。
送迎ラッシュ時はどうしてもバタバタしがちなため、時間を少しずらして(10:00~10:30もしくは15:00~15:30頃)、数名の保護者が送迎に来る頃に見学に行くのも良いでしょう。
子どもへの言葉遣いがどのようになっているのかということはもちろんのこと、職員同士の会話などについても大切なチェックポイントです。
実際に見学をしてみて、子どもたちに対して少し乱暴な言い方をしている園もあれば、あまりにも丁寧すぎる言葉で話している園もありました。
また、職員同士なのにまるで友達同士のように職員同士が話している園もありました。
一見すると友達同士のように話しているのであれば「仲が良くて良いのでは?」と思いがちですが、あくまでもそこは職場であり相手は一緒に働いている同僚です。
友達のような、慣れ合った関係では、仕事が上手く捗らない場合もあります。
そのため、社会人として節度ある言動ができている職場を選ぶようにしましょう。
職場選びについては、保育士転職の選び方。経験者と未経験者の選び方4つの違いをご覧ください。
など、子どもたちの身のまわりがきちんと清潔に保たれているのか、きちんと確認をしましょう。
実際に園によっては、鼻水が出っぱなしであったり下着が出たままの子どもがいっぱい…というところもありました。
保育士の意識次第でどれも未然に防ぐことができるものばかりです。
保育士の意識レベルができるだけで高いところで働きたいと感じている方は、そのようなところも園見学ではきちんとチェックしておきましょう。
園によっては壁面に様々な飾りを装飾していたり、子どもたちが製作した作品が展示されている場合があります。
その際は、その作品をチェックしておくようにしましょう。
製作物を見て、あまりにも保育士による下準備が必要だと思われるものばかりの場合は、もしかすると保育士による事前準備が大変で比較的仕事量が多い園かもしれません。
また、各年齢に合った製作物ができているかどうかということも同時にチェックをするようにしましょう。
園見学を希望している人は保育士求人プロをご覧ください。
※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。