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保育の子どもウケ抜群の戸外遊び
0歳児向けの戸外遊び
「散歩」
ベビーカーに乗って、散歩をします。
戸外に出ることで、気分転換になり、様々な刺激が得られます。
目にする木、葉っぱ、電車、バスなどに触れられるようにします。
遊びのねらいは?
この遊びのねらいは、
- 自然や季節を五感で味わう
- 味わったことを保育者と共感することで感性を育む
です。
0歳児は、視覚、聴覚、触覚などの刺激がとても大切な時期です。
ですので、様々なものに触れられる機会を増やします。
実際にやるときの配慮は?
ベビーカーに乗っていると安心しがちですが、
手を伸ばして様々なものを触ろうとする場合がありますので、安全に気をつけましょう。
また、夏場などは脱水の危険がないように水分補給をしたり、日陰で過ごす時間を作ったりの配慮をします。
また、子どもたちが感じ取っている様子を感じながら、声かけをし、共感することが大切です。
発語が少ない時期ですが、子どもたちは、様々なことを感じています。
0歳児の遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の2歳児遊びの種類をご覧ください。
1歳児向けの戸外遊び
「落ち葉、どんぐりひろい」
戸外は、木や砂、花、虫など自然がいっぱいです。
季節感を楽しむことができます。
中でも、秋は、落ち葉やどんぐりが落ちているので、これらを拾って遊ぶことがおすすめです。
まず、落ち葉やどんぐりに興味を持たせます。
次に、拾って触ったり、集めてみたりします。そのうち、集めることが楽しくなってきます。
そこで、一人ずつビニール袋を持たせて、拾ってもらいます。
拾っていくと、袋にいっぱいになってきますので、子どもたちは達成感も得られます。
遊びのねらいは?
この遊びのねらいは、
- 歩くことを楽しむ
- 自然に触れ、親しむ
です。
1歳児は、時期にもよりますが、歩ける子、歩けない子、歩けるけど危なっかしい子など様々な運動能力の段階の子どもたちがいます。
また、歩けるようになり始めて、間もない時期でもありますので、歩くだけでも刺激になっています。
歩くことで、身体能力も発達していきますので、なるべく歩く機会を増やし、身体能力の発達を促したいものです。
実際にやるときの配慮は?
様々なものに興味を持つことはいいのですが、公園などでは、ガラスの破片、タバコの吸殻が落ちていることもありえます。
公園では、危ないものが落ちていないかに注意することが大切です。
子どもたちは、草むら、木の後ろなどにも興味を持ちやすいです。
根っこが表面に出ていると転びやすかったり、枝がでているとひっかかりやすかったりします。
1歳児の遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の1歳児遊びの種類をご覧ください。
2歳児向けの戸外遊び
「乗り物なりきりごっこ」
走ったり、歩いたり、ジャンプしたりが楽しくなる時期ですので、これを取り入れて、電車、バス、飛行機などの乗り物になりきって遊ぶ「なりきりごっこ」がおすすめです。
引用元:保育所はピートーク等々力園
保育者が見本を見せながら、「電車で、しゅっぱーつ!!」などと気分を盛り上げつつ、先導します。「電車とまりまーす」で、一時停車したら、次は、「バスです」など他の乗り物に変えます。
具体的な動きとしては、電車は、手を左右腰のあたりにおいて、円を描くようにしながら走ります。
バスは、手を前に出し、ハンドルを回すように動かしながら走ります。飛行機は、両手を左右にぴんと伸ばして走ります。
ロープを輪にして、みんなでそこに入って、電車ごっこするなど、道具を使って、なりきるなど、様々な展開ができます。
遊びのねらいは?
この遊びのねらいは、全身を使った遊びを楽しむです。
実際にやるときの配慮は?
周囲の安全性に気をつけることが大切です。
活発に動けるようになってきましたが、周りを見る視野もまだまだ狭いため、転んでしまったり、友達同士でぶつかったりすることがあります。
ですので、安全に活動できる環境である場所を選ぶことが重要です。
2歳児の遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の2歳児遊びの種類をご覧ください。
3歳児向けの戸外遊び
「けんけんぱ」
バランス感覚を育てる「けんけんぱ」がおすすめです。
片足で、ジャンプ出来る子もいれば、出来ない子もいます。ですので、まず、地面に円を一列に5個程度描きます。その円の中を両足でジャンプしながら移動します。
次に、片足でも両足でも好きな方でジャンプして移動します。
片足でジャンプすることができるようになったら、円をひとつ、次に横並びにふたつ並べて描くようにし、ひとつの円に片足を入れるように、ジャンプして移動します。
その円を様々なパターンで描いていくなど変化させていくといいでしょう。
また、円を長く描いた場合、両はしから「けんけんぱ」をして出会ったところでじゃんけんをする。勝ったら、進め、負けたら戻る、というルールにしてみます。
その後、チーム戦にしてみましょう。
子どもたちは、競争することが大好きなので、盛り上がります。
遊びのねらいは?
この遊びのねらいは、
- 保育者や友達と一緒に、積極的に身体を動かして遊ぶ
- 簡単なルールを理解して集団遊びを楽しむ
です。
バランス感覚が育ってくる時期です。
ですので、片足で立ったり、ジャンプしたりできるようになっていきます。
このバランス感覚をさらに伸ばしていくような身体を動かす活動を取り入れていきます。
実際にやるときの配慮は?
片足でけんけんジャンプすることができる子とできない子が出てきます。
できないからダメというわけではなく、できなくても楽しめるような配慮が必要です。
また、「けんけんぱ」を発展させた場合、ルールを、完結にわかりやすく伝えることが大切です。
また、ルールを理解する力は、個々に異なります。ですので、遊びを楽しめるように声かけをしながら見守ることが大切です。
3歳児の遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の3歳児遊びの種類をご覧ください。
4・5歳児向けの戸外遊び
「オニごっこ」
じゃんけんなどで、オニを一人決めます。
オニが10数えて、オニ以外の人を追いかけます。
オニにタッチされると、タッチされた人がオニになります。
オニごっこのルールを少しずつ変化させ、色オニ、こおりオニなどをするのもいいでしょう。
遊びのねらいは?
この遊びのねらいは、ルールのある遊びを通して、友達とのやりとりを学ぶです。
4,5歳から子ども同士で遊ぶことを楽しめます。
またその関わりの中で、人間関係を学んでいきます。
実際にやるときの配慮は?
ルールのある遊びをすると、もめごとが起こりやすいです言い争いだけではなく、手がでる子もいるでしょう。
その中で、ケガが起こらないように、子どもたちの動きには、注意することが大切です。
また、子どもは、自分で考える力を持っています。
それを信じて、子ども同士で、解決できるように見守りましょう。
4歳児の遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の4歳児遊びの種類をご覧ください。
※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。