保育士の悩み | 【年齢別】保育園で人気の運動遊び。狙いや保育士の役割

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保育士の悩み解決します。

年齢別人気の保育園運動遊び。狙い留意点ポイント

0歳

「腹ばい ひこうき」 遊びのねらいは?

腹筋を鍛え、ハイハイにつなげる

うつ伏せにして、顔を持ち上げることを楽しむ時期があります。

このとき、おもちゃを目の前の手を伸ばせば届く程度の場所に置きます。

そうすることによって、おもちゃをさわりたい、という気持ちから手を伸ばし、体を反らせます。

このとき、背筋が鍛えられています。

背筋は、はいはい、つかまり立ちなどにも必要であり、姿勢保持にも欠かせない筋肉です。

しっかりつけてあげることで、ハイハイ、つかまり立ちが安定しやすく、転倒などの危険性が減少します。

0歳児の遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の0歳児遊びの種類をご覧ください。

引用元:金沢保育園

1歳

「動物なりきりごっこ」遊びのねらいは?


動物のまねをすることで、様々な動きを楽しむ

子どもたちにとって、身近な動物のまねっこをすることで、様々な動きを経験することができます。

例えば、「うさぎ」は、両足で、ぴょんぴょんジャンプします。

このとき、両手を頭に置いて、うさぎの耳を表現すると、より、うさぎらしくなります。

「ぞう」は、のっしのっし、足を高い位置から下ろして歩きます。

「へび」は、両手を前に出し、にょろにょろと動かしながら歩きます。

「ペンギン」は、かかとだけで、ヨチヨチ歩きをします。

これを保育士の言葉だけで誘導してもいいですが、音楽をつけることで、さらに楽しむことができます。

また、音楽によって、マネをする動物を変えるようにすると、耳で聞き分けて動くことを訓練することができます。

1歳児の遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の1歳児遊びの種類をご覧ください。

2歳

「イモムシ ゴロゴロ」遊びのねらいは?

転がる動きを楽しむ。

マットの上で、ゴロンと横になり、イモムシのように、ゴロゴロ転がります。

寝転がって転がることで、普段なかなか使わない部分を使うことができます。

自分で転がることが難しい場合は、マットを2枚重ねて、上1枚に子どもに横になってもらいます。

そして、上1枚を引っ張ることで、自然と転がることを体験させるといいでしょう。

これをすることで、マット運動に入りやすくなります。また、回転することへの恐怖心をなくすことができます。

2歳児の遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の2歳児遊びの種類をご覧ください。

3歳

「しっぽとり」あそびのねらいは?

思い切り体を動かす

ひもをしっぽに見立てて、ズボンにはさみます。

オニは、そのしっぽをとりに追いかけます。

とられたら、負けです。

ルールが簡単なので、楽しみやすいものです。

初めは、保育士のしっぽをとってもらうところからはじめ、しっぽをとる楽しさを味わいます。

その後、子どもたちにも付けてもらいます。

全員がとられるまで、となると長時間になることもあるため、2分、などと時間を決めてやるのもいいでしょう。

とられず守れたときの喜び、とられて悔しい気持ちなど、子どもたちは、様々な気持ちを味わいます。

このとき、保育士は、その気持ちを受け止めつつ、チャレンジする気持ちをサポートしていきましょう。

3歳児の遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の3歳児遊びの種類をご覧ください。

4歳

「いろいろジャンプ」遊びのねらいは?

とぶタイミングを知り、リズム感を養う。

縄を使って、様々なジャンプを体験させます。

まず、縄に一列に並び、その場で2回ジャンプをします。これは、前とびの導入に大変有効です。

また、縄を左右にジャンプしたり、けんけんでジャンプしたりします。

縄をゆらし、それにあたらないようにジャンプをするなど、難易度を上げていきましょう。

ジャンプの方法を工夫することで、難易度を変化させられるため、子どもたちの発達段階に合わせて進めることができます。

4歳児の遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の4歳児遊びの種類をご覧ください。

5歳

「なわとび」あそびのねらいは?

リズム感を養う。

自分なりの目標を決め、意欲的に取り組むことの大切さを知る。

なわとびは、手と足を一度に動かします。

また、長くとび続けようとすると、リズミカルにとぶことが大切となります。

ですので、リズム感が自然とついていきます。

とべる回数が増えていくことで、子どもたちの達成感も増していきます。

このとき、自分で、何回とぼう、と目標を決めさせます。そうすることで、その目標に向かっ
て頑張る経験ができます。

5歳児の遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の5歳児遊びの種類をご覧ください。

運動遊びの利点

保育園での運動遊びは体を動かすことにより、子どもたちの様々の力を伸ばすことができます。

例えば、力の入れ加減を学んだり、バランス感覚を養ったりします。

自分で、自分の体を自由にコントロールできる力が身につくことで、事故やケガを防ぐことにつながります。

運動する中で、

  • 状況を判断したり
  • 予測をしたり

それに伴い、動きを変化させたりすることが必要となります。

ですので、脳のあらゆる機能を使うことになります。

脳の発達にも、運動遊びは大変有効です。

また、ルールを守ることの大切さ、集団行動をするためのコミュニケーション力、判断力、想像力などを高めてくれる効果もあります。

保育士として基本的なとらえ方と枠割

保育園での体を動かす運動遊びは、生きていく上での基礎となる体力作り、バランス感覚、判断力などを身に付けるために、大変重要だということを念頭に置くことが重要です。

そのために、体を動かして遊ぶことが楽しい、と知ってもらえる設定を考える必要があります。

能力には、個人差があるため、その点をどのように調整するのかも課題です。

運動遊びでは、ケガの危険性もあります。

お友達とぶつからないように気をつけるなど、安全に遊べる環境を整えることが大切です。

また、子どもたちにもその意識を持ってもらえるように伝えることも重要な役割でしょう。

※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。

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