年齢別。風船遊びの遊び方やねらい
2歳児クラス
2歳児が楽しめる風船遊び
フワフワ風船に乗って2歳児は、何をしても面白い年代です。
ただ「いやいや」期でもありますので、導入を失敗しないようにしなければなりません。
この「風船に乗って」は、風船をたくさん用意しなければなりませんが、簡単にできますので2歳の園児でも十分楽しめます。
さあ、乗って遊びましょう。
園児は毎日にでも遊びたがりますので、1日20分ぐらいにしておいて、「やりたい」気持ちを持続させましょう。
引用元:はぐぐむ.net
2歳児の風船遊び~ねらいや工夫~
風船が意外に強いものであることが分かります。
園児はすぐに乗りたがります。
また、パンチをする園児も出てくるでしょう。
風船は割れません。
風船の膨らませ方に工夫をします。
少し緩めにしておくのです。
2歳児の遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の2歳児遊びの種類をご覧ください。
3歳児クラス
3歳児が楽しめる風船遊び1
風船好き好き
先生は、CDプレイヤーで音楽をかけます。(テンポのよい曲がいいでしょう)園児と一緒に歌を歌いながら、風船を手に持って歩きます。
そして、音楽を止めて「ほっぺ!」と叫びます。
園児は、ストップして指定の体の部位に風船をくっつけます。
引用元:墨田区公式WEBサイト
3歳児の風船遊び~ねらいや工夫~1
3歳児は人や物に非常に関心を持つ年齢です。
ここでは、風船という柔らかいものと触れ合うことをねらいにします。
楽しくするためには、先生が「風が吹いてきたよー」と言って、園児が右に左に動くようにします。
ゆっくり歩く曲にしても、スキップをしても楽しいですよ。
3歳児が楽しめる風船遊び2
くっつくよ!
風船をこすって静電気を起こしましょう。
髪の毛だけでなく、ティッシュや紙切れもくっつきますね。
園児は、くっつけることが面白くてたまりません。
引用元:Global Village International Preschool
3歳児の風船遊び~ねらいや工夫~2
風船の不思議、静電気によって風船が磁石みたいになる、こんな
不思議さを楽しむことをねらいにします。
3歳児の遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の3歳児遊びの種類をご覧ください。
4歳児クラス
4歳児が楽しめる風船遊び1
風船をポーンポーンポーン!
風船を使って行う音楽表現遊びです。
一人一人に膨らませた風船を渡します。
風船と触れ合うことは、園児にとってとっても魅力的なものです。
一度自由に遊ばせましょう。
- 風船を蹴っているA君(「シュートごっこ」と命名
- 風船を投げて取っているB君(「キャッチ」と命名
- 上に上げて頭に当てているB君(「頭キャッチ」)と命名
などです。
引用元:アイン保育園
4歳児の風船遊び~ねらいや工夫~1
風船を使って自由に遊ぶことをねらいにします。
上述のように、4歳児になると「こんなことがんできるよー」と自慢もしたくなる年齢です。
4歳児が楽しめる風船遊び2
おへそキャッチ
風船を上(前)に投げて落ちてきた風船のへそ(口を縛った所)を指でつまむという簡単な遊びです。
うまく上に投げられない園児には、先生が投げ上げてあげましょう。
引用元:おおわだ保育園
4歳児の風船遊び~ねらいや工夫~2
4歳児は、いろいろなことを繰り返し練習することによってできるようになります。
5歳児クラス
5歳児が楽しめる風船遊び1
待て待て待て!
風船を膨らませて口をつかんで手を離すという簡単な遊びです。
なかなかつかめない風船に、園児は「待て待て待て!」と熱中して遊びます。
引用元:保育所ちびっこランド
4歳児の遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の4歳児遊びの種類をご覧ください。
5歳児の風船遊び~ねらいや工夫~1
風船を膨らませるのは先生ですが、口の部分をしっかりとつかむ、そして放す、それができるのが5歳児のねらいになります。
5歳児が楽しめる風船遊び2
風船バスケット
大きめの入れ物(ビニールプールなどでよい)を用意して床におきます。
少し離れたところ(床にテープを貼るなど)から投げ入れて遊びます。
お分かりのように風船を投げるには意外と力が要りますので園児でも結構いい運動になります。
でもこれだけでは面白くありませんから工夫をしていきます。
引用元:葵保育園
5歳児の風船遊び~ねらいや工夫~2
5歳児ですから、自分たちで考えるようになりますから、先生は園児の様子をしっかりと観察することが大切です。
まず、風船を投げるのではなく「打つ」という動作をする子が出てきます。
手で打ってかごに入れるということです。
次に用意するものは、もう一つの大き目の入れ物です。
チーム戦をさせます。
赤白2チームに分けて「風船バスケット・ゲーム」と命名し遊びます。
保育園や幼稚園でも、これからの時代は、きちんとした「教育」をしていかなければなりません。
単なる遊びと違う教育ですからねらいが必要なのです。
また、同じ遊びでも年齢によってねらいが違うこともしっかりとわかっておいてください。
例えば、風船を膨らまし、口を押さえて飛ばす「風船飛ばし」という遊びを2歳児ですると、ねらいは「風船が飛ぶ様子をみて楽しみ、落ちた風船を拾う」です。
5歳児では「とんだ風船を捕まえる(捕まえようとする)ことができるようになる」になります。
5歳児の遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の5歳児遊びの種類をご覧ください。
※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。