保育士の悩み解決します。
保育園の遊びの中で、二人組を作って遊ぶ遊びも必要となります。
今回はそんな二人で遊ぶ際に使える、楽しくて為になる遊びを紹介すると同時に、その遊びのルールや押さえておきたいポイント、どんな狙いがあるのかを紹介していきます。
1歳児はお互いに言葉でコミュニケーションが難しいので、噛み付きなどの危険があります。
噛み付きがあると怪我が残る可能性もありますし、なるべく噛み付きが起こる危険の少ない遊びを選ぶのが無難です。
そこで使えるのが、ドライブごっこです。
二人で向き合って、画用紙やトイレットぺーパーで作ったハンドルをお互い持って、歌に合わせて同じ方向に体を倒して運転する遊びです。
1歳児の遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の1歳児遊びの種類をご覧ください。
引用元:のぞみ保育園
2歳児はお互い向き合って遊ぶ事も良いですが、一緒に力を合わせて一つの目標を達成する方が子ども達も楽しめます。
その中でも人気なのが、この障害物走です。
しかも、ただの障害物走ではなく、二人で手を離してはいけないというルールを作る事で、一人ならば簡単にクリアできる障害物も更に難易度が上がります。
お互いに協力する事や、手を繋ぐ練習にもなり、幼児手前の2歳児には必要な遊びとも言えます。
2歳児の遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の2歳児遊びの種類をご覧ください。
引用元:下鳥羽保育園
お互い片手だけを使い、相手の膝に触れる「ひざタッチ遊び」は場所も取りませんし、意外と難しく子ども達は盛り上がります。
途中で保育士が、「右膝!」など声をかけ、狙う膝を指定すると更に難易度が上がるので飽きる事もなく楽しめます。
まだまだ右と左の概念が薄い子ども達に、左右を教えるには非常に良いゲームだと思います。
3歳児の遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の3歳児遊びの種類をご覧ください。
引用元:赤湯双葉保育園
座り相撲は立って相撲をするよりも安定して、怪我をする心配もなく楽しむ事が出来ます。
4歳児は立位も安定はしていますが、押し合いになると転び受け身も上手く取れない事があります。
怪我防止の為に、座った状態で押し相撲をするのがこの遊びです。
室内どこでも場所を取らずに遊べるので、ルールのある遊びを取り入れる年齢の4歳児にはオススメです。
また、もっと盛り上げる為にトーナメント戦にすると更に子ども達はやる気が出ますし、闘争心を生み出す事も出来ます。
普段は力が弱かったり、バランス力が弱い子でも十分に逆転して勝てるチャンスがあります。
4歳児の遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の4歳児遊びの種類をご覧ください。
引用元:境川保育園
お互い協力する事で進めるキャタピラは、協調性を学ぶ事にも、ルールのある遊びで競争する事を学ぶ事にも非常にオススメです。
広い場所は必要になりますが、どうしても狭い場所でしなければいけない場合は折り返すなどの工夫で更にゲームが盛り上がります。
体をかなり動かすので、子ども達も外で遊べないストレスを十分に発散する事が出来ます。
5歳児の遊びについてはこれは手応えあり!【体験談】保育の5歳児遊びの種類をご覧ください。
引用元:朝和保育園
私は2歳児クラスを担当していたのですが、その中で一番頭を悩ませたのが異年齢保育でした。
2歳児は3歳児(幼児クラス)へと進級する為に、3月から慣らし保育として3歳児、4歳児のいる保育室に入るのです。
その際に、レクリエーションも兼ねて二人組遊びを設定保育として行うようにしたのですが、なかなか2歳児に合わせると簡単過ぎ、最年長の4歳児に合わせると難しくなり過ぎてしまうので悩みました。
そして丁度良いと思ったのがジェスチャーゲームでした。
保育士がお題を出して、4歳児と2歳児にする人、答える人を交互にしてもらいました。お互いの姿をじっと見る為に顔もしっかりと見る事が出来ます。
※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。