保育士の悩み解決します。
保育園で人気の設定保育の定番と言えば、やはりクッキングです。
天候や季節に関係なく、室内で楽しく調理の家庭や季節を楽しめるので、一年に何度か取り入れる保育士も多いです。
今回はそんな、クッキングのねらい、衛生管理の方法や人気のメニューについて紹介していきます。
初めてクッキングに挑戦する保育士も、ネタ探しをしている保育士にもオススメです。
クッキング保育のねらいについては、それぞれの年齢で異なってきます。
まずは乳児です。
乳児は、食材の変化を目の当たりにする事、物の感触、季節に適した物を作る事で季節感を感じる事をねらいにすると良いと思います。
幼児クラスに進級したら、食材の変化は勿論ですが、今度は
もねらいに加えると良いでしょう。
引用元:まこと保育園
導入に関しては、絵本が良いと思います。
絵本であれば子ども達も喜びますし、これから自分達も同じ事をするのだと期待も持てます。
調理の絵本は沢山ありますから、作る物に関連する絵本を選ぶと良いと思います。
クッキング保育をする上で大切になってくるのがこの衛生管理です。
子ども達はまだまだ衛生管理をきちんと自分達で行う事は出来ないので、保育士が配慮する事が必要です。
以下を行う事によって、かなりの衛星管理が出来ると思います。
まずは食材を手で触らない事が大切です。
基本的にボウルとヘラを使ってかき混ぜる、更に捏ねるなどの過程が必要な場合はジップロックやラップに包んだ物を子ども達に触れさせる事で十分感触を楽しむ事が可能です。
また、型抜きの際はラップを敷いた上から型抜きを押し付けて生地を象る事も出来るので、梅雨時期などの食中毒が怖い時期はその方法を取るようにしてください。
調理を始める前に、必ず手洗いを保育士が確認して行うようにしましょう。
しっかりと手を洗うように指導をした方がいいと思います。
また、手洗いが終わったらアルコール消毒を行って、手が渇いてから調理に取り掛かると良いと思います。
また、調理の合間に手を濡れタオルで拭く事もあるかもしれませんが、その濡れタオルは一回で使用をやめる事をオススメします。
一回手を拭く事で雑菌がタオルについてしまい、手が汚れる度に拭いていると、更に雑菌を繁殖させる事となります。
しかし、折角手を綺麗にしても机にばい菌がついている可能性もあるので必ず机の表面はラップを敷いておく事をオススメします。
剥がして捨てるだけですし、机を汚す心配も衛生面でもかなりの効果が期待できます。
子どもはクッキングとなるとわくわくしてなかなか落ち着きません。
そして、友達とじゃれたり床に倒れて見たり、机の脚を触ったりと動く事が多々あります。
そうすると折角手を消毒していても再び手にばい菌が付いてしまうので、子ども達にはクッキングで食材が変化していくのをしっかり確認して貰う為に、
などの声掛けを適度に挟みながら調理を進めていきましょう。
そして、調理を始める前に、手は机の上に置くなど取り決めをしておくと子ども達も気を付けようという気持ちになるので、必ず約束を取り決めておきましょう。
引用元:かつらの木保育園
子ども達にも人気の季節ごとのメニューはあります。
今回はクラスに慣れ始めてクッキングに適した時期に適した3つのメニューを紹介していきます。
夏の暑い時期にはやはりこのゼリーがオススメです。
出来あがりが綺麗ですし、子ども達にも人気のおやつです。
作り方も簡単で、材料を前もって保育士が量って準備をしておけば、後は子ども達にかき混ぜて貰えば良いでしょう。
ゼリーの中に、飾りとしてパンナコッタなどを象って冷やす時に入れると、スノウドームのような綺麗なゼリーが手軽に出来上がります。
幼児にはちょっと物足りないと感じた時には、ゼリーに自分達で生クリームとフルーツを装飾します。
手がかかりそうに見えて実は簡単なのがこのスイートポテトです。
芋を潰す過程で子ども達もかなり盛り上がります。
同じく材料を前もって用意してジップロックに入れてすりつぶすだけなのでかなり簡単です。
芋掘り遠足の芋や、自分達の園庭で植えた芋など、自分達で収穫した物を調理できる事で、子ども達の達成感も更に高まると思います。
子ども達の大好きな物、それがケーキです。
ケーキはスポンジ土台が売ってあるので、自分達で作っても良いですし、装飾だけを子ども達に任せても良いでしょう。
生クリームを綺麗にヘラを使って装飾するのはかなり大変ですがやりがいがありますし、フルーツの盛り方やクリームの盛り方で個性も出て楽しいと思います。
※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。