保育士の悩み解決します。
保育士は、大変だけど、やりがいは大きいです。魅力的な仕事ですね。
最近の保育士不足で、保育士人材がもっと必要とされています。
保育士のやりがいをお伝えして、保育士資格をもっているけど、保育に従事していない資格者の方や、これから保育士を目指したい方に読んでいただけると幸いです。
実際の保育士さんの体験談を交えてお伝えします。
保育士のやりがいを感じるときは、その園児によりますが、とくに小さいクラスの園児は、母親を思い出して、一日中泣いてることがあります。
入園する前に、保護者から興味のあることや好きな遊びを聞いたりしいても、泣き止まない時、いろんなことに気を惹かせて、泣き止んでくれた時や、慣れてくれて自分のところに来てくれるようになった時はとっても嬉しくやりがいを感じます。
信頼関係については【子供・保護者】保育士の信頼関係の築き方。私だけ築けない・・・をご覧ください。
一番は、見守ること。
しかし、喧嘩が大きくなったり、手が出そうで危険な時は、止めに入りお互いの意見を聞きます。
悪いと思ってないのに、謝らせては何も意味がありません。
自分はどこが悪かったのか考え、自分の意思で謝れるように言葉がけをしていき、友達が仲介に入ったりして子ども同士で喧嘩を解決出来るようになったのを見た時には子どもたちと向き合ってて良かったと感じました。
ケンカについては保育園での子どものケンカは本当に保育士が止めなくてよい?をご覧ください。
「家では、遊びに夢中になってしまって、毎日のように漏らしてしまう。漏らしてもけろっとしてて…」と相談された時があります。
「おしっこは、トイレでするという事を教えてあげたり、トイレに興味のある物を貼ってみたりして、トイレに行くことに興味が湧くようすると、いいかもしれませんね。」とアドバイス。
何日かして保護者に「先生のアドバイスで順調にトイレトレーニング進んでます。」と言われ、アドバイスが成功してやってて良かったなと思うでしょう。。
トイレトレーニングの詳細は【思ったより難しい新卒保育士必見】トイレトレーニングの方法と進め方をご覧ください。
年中くらいになると、気が合う友達が出てきて、グループができてきたりします。
そんな中、グループに溶け込めずに1人で遊んでいる子がいたら、保育士がみんなと遊べる遊びを提案し、その中で合いそうな子と一緒にいる空間を作ってあげたり、その子に誰と遊びたいか聞いて、一緒に遊べるようにして、気が合う友達ができ、楽しんでいるところを見るととても嬉しいでしょう。
親は、園での様子など聞けると嬉しいものです。
「今日は、お友達とおままごとして楽しんでいましたよ。」と言う先生より「今日、お友達とおままごとしてたら、〇〇ちゃん、お母さん役でぬいぐるみの赤ちゃんを泣かないで〜♪って歌って抱っこしてましたよ。」と詳しく教えてくれる先生のほうが、保護者は信頼できますよね。
毎日、何人もの子を見ていて怪我をさせないように見るだけでも大変ですが、子ども一人ひとりの行動を保護者に伝えるのはとても大事なことです。
毎日ではなくていいので、出来るだけ細かく、面白いことを言ってたときは、必ず保護者に伝えるようにしています。
保護者対応は保育士の保護者対応での失敗!保護者との接し方はどうすれば?をご覧ください。
子どもは大人の行動をよく見ています。
ご飯を食べてる時、足を広げていたり、行儀が悪くて注意すると「あ、先生も足ちゃんと閉じてない。」なんて言われた時には、取り返しが付きません。
簡単な事だと思いますが、たまにハッっと「これは駄目だ。気をつけないと」、と思う時があります。
集団行動に馴染めたかったり、お友達を叩いたりなど、気になる行動をしたりする子を「気になる子」と言っています。
お部屋で遊んでいると、お友達の物を取ったり叩いたりし、勝手に部屋から出て狭いところに隠れたりする子がいました。
部屋から出て、静かな場所で話ししようとしますが、その子は「自分は悪くない。」と言って保育士の話しもろくに聞いてくれず、怒って保育士にも叩いたりしていました。
その子も怒った気持ちをどうする事も出来ず、保育士も毎日悩んでしまいます。
落ち着いてから話すると聞いてくれる事がわかり、常に近くにいるようにし、お友達に怪我をさせないように見守っていくことがベストです。
怒ったときは静かな所に行き、落ち着いてから話をすることで、その子も叩いたりなど少なくなり、落ち着いて過ごす事が出来るでしょう。
保護者とも相談したりと、その子に合った解決法を見つけるまで3ヶ月くらいかかると思いますが、その子の他にも、これから「気になる子」がいたら、その子にあった解決法を見つけて、その子を助けてあげれたらと思います。
気になるこの対応の詳細は気になる子の対応に困っている保育士がすべき対応をご覧ください。
働く前は、子どもが好きで、母親のように接してあげるのが、保育士だと思っていました。
働いてみると、子ども達にただ優しくするのではなく、一緒に遊び、良い事は良い、ダメな事はダメときちんと教えたり、気持ち面の他に、箸の持ち方など生活の面を教えたりと、保育士というのは、子ども達にとって必要とされていて、とてもやりがいのある仕事です。
確かに、その分大変で投げ出したくなる時もあったりしましたが、子ども達と身近に接し、一人ひとりに向き合って成長を共にする仕事は、保育士しかできないので、私は、保育士を続けています。
朝行くと、「先生おはよう。」と毎日笑顔を見せてくれたり、卒園した子どもが、名前を覚えててくれたり、保育士を続けていて良かったと思います。
※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。