保育士の悩み解決します。
夏休み前の大きな園行事として『夏祭り』がありますね。
企画や準備、また保護者も多く参加し大人数が保育園に集まるのでスムーズに夏祭りが行われるよう、保育者は前年度の反省を活かし色々な配慮をする必要があります。
年齢が高い子たちに人気のゲームです。
得点を書いておくと高得点を狙う子ども達もいて盛り上がりますよ。
得点によって景品を用意するのも面白いですよ。
この2つは小さな子どもから大きな子どもまで人気のゲームです。
ヨーヨーは低年齢の子にはおたまですくえるようにすると、中々取れずに行列が出来てしまうということもなくなりますよ。
ヨーヨーも同様、最初に『おたまでひとすくい』と決めておけば回転良く進みますね。
夏祭りは炎天下の中行われることもあるので長い時間並んでいたり、長時間人混みの中にいたりすると体調を崩す人もいるので気を付けましょう。
これならボールを入れてあとは運任せなので小さな子どもでも楽しめます。
ゲームを作るのが面倒ですが、木の箱と釘などを使って丈夫に作れば、何年も使いまわすことが出来るので便利ですよ。
入った穴によって景品を分けますが、この時男の子と女の子を分けておくと良いでしょう。
保育者が子ども達の前でダンスを披露します。
動画は『ソーラン節』ですが、他のダンスでも大好きな先生たちの出し物に子ども達は大喜びです。
事前に何度も練習をしなくてはいけないので、簡単で盛り上がるダンスをおすすめします。
夏祭りの前に子ども達と練習をしておくと当日子ども達も楽しみながら踊ってくれますよ。
当日は先生も一緒に踊るので、運動会のように完璧にふりを覚えられなくても平気です。
夏祭りには浴衣でくる子ども達も多くいます。
保育者も浴衣を着たり、太鼓を叩く先生ははっぴを着ても雰囲気が出て良いですね。
曲は『アンパンマン音頭』や『ドラえもん音頭』などが人気ですよ。
夏祭りの日までにクラスの子ども達、または園の子ども達とオリジナルのお神輿を作るのも楽しいですよ。
クラスで担ぐ場合は、そのクラスだけのお神輿を担げるので子ども達もとても嬉しそうです。
園外へ出ることが多いので交通の妨げにならないよう、あまり車の通らない道や保育者を多めに配置し事故に繋がらないよう十分に注意しましょう。
保育園に通わせている保護者は下の子(赤ちゃん)を連れてくる方が多いです。
夏祭りは明るいうちにお神輿を担いだり、縁日で楽しみ暗くなった頃に盆踊りという園もあります。
低年齢の子どもであれば、いくら園内でも子どもだけで回ることは出来ません。
保護者も小さな赤ちゃんを抱っこして暑い中、在園児といるのはとても大変です。
そしてただでさえ体温の高い赤ちゃんを長時間外に出すのは危険です。
そんな時にあると喜ばれるのが『託児コーナー』です。
赤ちゃんを預けて在園児と回ることが出来れば保護者も安心です。
預かるときに連絡のつく携帯の番号を必ず教えてもらいましょう。
緊急時やどうしても泣き止まないなどの時はその電話番号に連絡し、すぐに来てもらえるようにします。
また『授乳室・おむつ交換スペース』もあると良いですね。
カーテンなどで男性からは見えないように配慮しましょう。
赤ちゃんがぐずってもすぐに授乳出来るように室温は涼しめに設定し、オルゴールなどを流して落ち着ける雰囲気を作っておくとお母さんも安心して授乳できますね。
また、粉ミルクの人用にポットにお湯を用意しておいたり「お湯が必要な方は保育士にお声掛けください。」などと書いておけば保護者も安心です。
ホールなどを『お休み処』として提供するのも良いでしょう。
飲食したり休憩したりできる場所で必ずごみ箱を設置しましょう。
以上の他にもスタンプラリーを用意したり、飲食店以外は予め園で用意したチケット制にすると年齢の高い子ども達は自分たちだけで回ることが出来ます。
スタンプを全部集めたら帰りにお土産やプレゼントをもらえるシステムも喜ばれます。
当日は多くの人が来るので園庭にもいくつか、そして室内にもごみ箱を多めに設置しましょう。
ごみ箱は大きなダンボールにごみ袋を付けた簡単なもので大丈夫です。
飲食店も出す場合はゴミの量も多く、ごみ箱が少ないとゴミが箱から溢れたりポイ捨てなども増え、片付けに時間がかかってしまうので注意しましょう。
夏祭りは1学期の最後に行われるので30℃越えの炎天下で行われることも少なくありません。
子どもだけでなく保育者が体調を崩すこともよくあるので、園庭ではテントの下でお店やゲームコーナーを設置しましょう。
また、水分補給をこまめにして保育者も熱中症に注意しましょう。
子どもの顔色などにも気を配り、もしも体調を崩した人や怪我人が出た場合は職員室などを救護室として活用することも出来ます。
私が勤めていた園では、テントにミストを付けて熱中症対策をしていました。
夏休み直前で体調を崩すことがないよう、前年度の反省などを活かしつつ夏祭りに参加するみんなが、安心して楽しんで過ごせる環境作りが出来ると良いですね。
※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。