保育士の悩み解決します。
保育士の資格を持っているのに、保育に従事していない方が、全資格保有者の役半分の割合だそうです。
確かに、大学の保育関連学科を卒業しても、一般企業に就職していたり、保育の現場は、重労働で低賃金という、過去のイメージによって、保育の仕事を選ばない人が多いのも、わかります。
いまでは、保育士の給与アップの対策がされているので、以前に比べると待遇は良くなっています。
この有資格者で、保育の仕事をしていない方たちを潜在保育士というようですが、この方たちをどうにか保育の現場で就労してもらい、保育士不足を解消したい、という国の思惑があります。
そのため、保育士の賃金アップのためのさまざまな補助金、助成金を用意して、お金をばらまいています。
また、家賃補助制度を用意して、保育士の待遇改善をしています。
ただ、この家賃補助制度は、時限制度のため、いずれなくなる見込みです。
国や自治体が、違う名目で、何かの補助策を出してくる可能性もありますが、いまのところ、どういう方針でいくか、自治体の担当者もわかっていません。
ただ、いまさら、家賃補助金額をゼロにできないとは思います。
それほど、この制度は、使われていると思います。
ここまでして、保育士の処遇を改善して、保育の仕事をしてもらいたいと思っているのですが、効果をどこまで上げているかは、不明です。
実際、保育士資格を持っている方で、一般OLをしていたけど、保育の仕事に転職する方も増えてきましたが、激増とまでは言えないと思います。
そんな厚遇が続く保育士のお仕事ですが、どの年齢まで、未経験で就職できるのか、お伝えしたいと思います。
よく考えてみると、かなりの厚遇ですよ。ぜひ、厚遇されている保育士の資格を活かしてみませんか。
待機児童の増加と保育士不足ということもあって、現在全国のどの地域でも保育士の求人募集が行われています。
保育士で転職したい人にとっては、選べる立場になります。
しかし、多くの地域で保育士の正社員の求人に年齢制限が設けられています。
保育士として働くために、必要な保育士資格を取得するためには、特に年齢制限などはありません。
しかし、保育士資格を取得しているからといって、常に年齢を問わずに正社員の募集があるかといえばそうではありません。
公立保育園、民間保育園共に正社員保育士の求人募集のほとんど多くは、20代から30代までの間の年齢制限が設けられています。
保育士という仕事はどうしても、体力が必要な仕事です。
元気いっぱいな子どもたちと、一緒に毎日過ごすためには、ある程度の体力が必要です。
また、その上、保育士の仕事は、シフト制で毎日職員を賄っているということもあり、なかなか家庭や子育てと両立させるのに難しい仕事です。
そのため、比較的体力もあり身軽な30代までの人を対象に多くの保育園が求人募集を行っています。
もちろん、正社員雇用ではなく非常勤雇用やパートタイムの雇用であれば年齢を問わず誰でも応募することは可能です。
しかし、正社員で保育士の仕事をしたいという場合は、制限が30代までだということをしっかりと把握しておく必要があります。
年齢別の転職の詳細は
をご覧ください。
選択肢が多い時期に転職をしたい人は保育士求人プロをご覧ください。
そもそも、新しく転職したいと思っても、「年齢制限」というものは、多くの会社でつきものです。
中途採用者に年齢制限を設けていないと、誰でもいつでも応募することができるようになってしまったり、現在の職場の雰囲気にそぐわない人が、入社することになってしまいトラブルになってしまったりすることなどが、起きてしまいます。
また、年齢制限を設けることで企業が求めている人材にできるだけ近い人材を集めることができるようになります。
そのため、多くの企業では途中採用者の求人募集をする際には、「25歳から35歳までの方」などと、年齢制限を設ける場合が多いです。
転職市場にはどうしても年齢制限があるものです。
せっかくのチャンスを逃さないようにするためにも、自分の年齢が転職可能なのかを常に念頭に置きながら、転職について検討をするようにしましょう。
後悔がない転職するには保育士の転職を失敗、後悔、長期化する人がやってしまう事をご覧ください。
もし、正社員の保育士として働くために転職をしたいと考えているのであれば、できるだけ若いうちに転職活動をすることをおすすめします。
保育の仕事というのは、どうしても20代~30代の保育士がメインとなって現場の保育を展開していっています。
正社員の保育士はクラス担任を任されることが大半です。
そのため、運動会や発表会などの行事の前などになると園によっては20時や21時頃まで居残りをしながらでも、行事の準備と翌日の保育準備を並行して進めて行かなければなりません。
また、日々の保育の日案や指導案などの書き物の書類も多く、どうしても勤務時間内に全ての業務を終わらせることは難しいため、どうしても自宅に持ち帰って仕事をする必要もでてきます。
さらに、子どもというのは1年間毎日元気いっぱいです。
そのため、その体力についていくためには並大抵の体力では子どもたちを引っ張って行くことはできません。
その上、子どもたちは感染症や風邪などにもかかりやすく、園の中では常に何かの感染症が流行っている場合があります。
その際、ある程度の免疫力のある担任でないと、すぐに感染症や風邪などのウイルスにかかってしまい、欠勤してしまいがちになってしまいます。
そのため、どうしてどの園も正社員の保育士として求めているのは即戦力となり心身ともに比較的健康で体力のある20代~30代の保育士なのです。
20代~30代であれば、結婚や子育てで家庭との両立をしなければならないという人は比較的少ないので、残業や持ち帰りの仕事もそれほど負担なくこなすことができます。
40代以降になるとどうしても体力が低下するため、免疫力が落ち感染症にかかりやすくなったり残業などのオーバーワークに身体がついていかなくなってしまいがちです。
もちろん40代や50代になっても保育士資格を活かしながらパート勤務の保育士として働くことは可能ですが、正社員雇用となるとなかなか就職先が見つからないということが多いです。
また、園や地域などにもよりますが子どもを預ける保護者は年々若年層に変わっていっています。
そのため、20代から30代の保育士の方が、保護者とのコミュニケーションをとりやすいという場合もあります。
そういった理由からもし正社員の保育士として転職したいと思っているのであれば、少しでも若いうちに転職活動を積極的に始めることをおすすめします。
転職活動で大事なことは保育士の転職活動で見極めないと後悔する6つのポイントをご覧ください。
40代、50代の転職については
をご覧ください。
保育園には、大きく分けて民間の保育園と公立の保育園がありますが、中でも公立の保育園で働く場合は特に年齢制限が厳しいです。
公立の保育園で正社員として働くということは、その自治体の公務員として働くということになります。
自治体によっては、公務員採用試験を受けることのできる資格者の欄に「29歳までの方」「25歳までの方」などと、年齢制限が厳しく設けられている場合があります。
民間保育園の場合は「30代後半まで」などと濁して表現してある場合もありますが、
公立保育園の場合は「昭和○年生まれ以降」などとはっきりと明示されている場合がほとんどです。
そのため、受験したい自治体があるのであれば、早めに年齢制限の欄を確認し、応募可能年齢の間に試験を受けるようにしてください。
保育士の仕事というのはブランクがあっても、資格さえあれば一旦職場を離れても再度職場復帰しやすい仕事です。
しかし、保育士の資格を所持していて、保育士として現場で働いたことがあっても、
30代以降であれば、正規職員として保育士として新たに転職をして働くということはなかなか難しいのが現状です。
もちろん、中には30代以降向けの求人募集がある場合もありますが、量的にはごくわずかです。
多くの場合、正社員の保育士としての求人募集があるのは20代から30代までです。
30代以降の方向けの保育士募集は、どうしても大体が非正規職員としての雇用かパートタイム雇用の募集ばかりになってしまいます。
過去に保育士として働いたことがあるからと言ってあまりにのんびりしすぎていると、正社員で働くことのできるチャンスを逃してしまう恐れがあるということをくれぐれも忘れないようにしてください。
もし、年齢制限などにひっかかってしまって正社員の保育士として働くことが難しくなった場合は、パート職員として働くことを視野に入れて考えると良いでしょう。
パートタイムで働く保育士は、一見すると同じように見えますが実は正規保育士とは待遇も仕事内容も大きく異なります。
正規保育士 | 30代までの年齢制限を設けている場合が大半 |
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パート保育士 | 保育士資格を所持していれば、とくに年齢制限なしの場合がほとんど |
正規保育士 | 時給ではなく月給払い、年に平均2回賞与あり |
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パート保育士 | 時給約950円~1100円(時間帯・地域・園の規模などによる)、賞与などは特にない場合がほとんど |
正規保育士 | 1日8時間~9時間、週5~6日勤務、残業や持ち帰りの仕事あり |
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パート保育士 | 3時間~8時間・週1日~5日など自分のスケジュールに合わせて希望の時間・日数を申告しシフト制 |
正規保育士 | 有給休暇あり、旅行費用などの補助、組合、健康保険、年金制度、退職金など |
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パート保育士 | 園によっては数日の有給休暇あり、その他特になし |
書類に関しては正規保育士が全て作成するため、パート保育士は一切作成する必要がありません。
保育士の仕事の中でも特に大変な書類作成の業務がないことは、仕事の負担が大きく異なります。
書類仕事の詳細は保育士は書類が書けないとつらい?書き方のコツやQ&Aをご覧ください。
正規保育士が、クラス担任になり指導案などを立てて保育をすすめるため、パート保育士はあくまでも正規保育士のサポート役を行います。
運動会などの行事のときも、あくまでも司会進行は、正規保育士が行い、パート保育士はその補助を行います。
子どもたちの昼寝の間に、次の製作物の下準備をすることがよくあります。
どちらかというと、正規保育士が製作物の土台や案を作り、パート保育士が、それらを真似て子どもの人数分同じものを作成します。
保護者対応については、パート保育士も送迎時など保護者に挨拶をしたり日中の子どもの様子を伝えたりします。
ただ、あくまでも重要事項の伝達や懇談などを行うのは、正規保育士です。
パート保育士は、必要最低限の伝達事項を伝えるのがほとんどです。
掃除も保育士の立派な業務の1つです。
正規保育士も掃除は行いますが、その他の負担が少ない分掃除はパート保育士が率先して行います。
昼寝用の布団を敷くなどの雑務もパート保育士が率先して行います。
保育士という職場は、他の職場以上に若いパワーを求めています。
子どもたちに負けないくらい、子どもたちと毎日元気いっぱい園生活を送るためには、どうしても体力が必要です。
また、若いからこそ吸収力も大きく保育士としてまだまだ成長していける年代です
20代の場合の転職は、正規保育士として働くにあたって、ほとんどの園で年齢制限にひっかかることがありません。
公立の保育園は年齢制限が厳しいですが、20代であれば大半の場合が応募可能です。
もちろん保育士としてはまだ経験も浅く未熟です。
しかし、若さとやる気と体力があるこの内は、転職するには、もってこいの年代なのです。
20代の転職であれば、正規雇用での保育士の求人募集もたくさんあります。
若さは、その後何にも代えられない強みです。
ぜひ、全面に若さを出しながら、待遇面などの揃った正規保育士への転職を成功させるようにしましょう。
保育士として30代で転職をする場合は、これまで培ってきた社会人としての学びをフルに活用させながら、アピールすることができます。
20代のときには気付けなかった、周りの人への感謝の心や、子どもたちへの関わり方など、新たに身につけていることはたくさんあるはずです。
現場では、20代から30代の保育士がメインになって保育を行っているため、同僚たちと協力をしながらこれまでの経験を生かして、子どもたちのためにより良い保育を行うように努めましょう。
30代で保育士として転職をする場合は、正規雇用の求人もあればパート雇用での求人のどちらもあります。
ただし、正規雇用として保育士として転職をするのであれば30代が最後のチャンスだと思っておくと良いです。
それぞれの働き方や仕事の内容などをしっかりと確認した上で、自分がどのような働き方をこれからしたいのか、じっくりと考えた上で、自分のライフスタイルに合った働き方を選んで、新たに保育士として働くことをおすすめします。
40代以降で子育てや家事などが一段落して保育士として復帰したいと思った場合は、これまでの社会人としてだけではなく家庭の中で培ってきた様々な力をアピールしていくと良いでしょう。
40代以降であればパート雇用の場合が大半です。
パート雇用であれば、書類などの負担もなく仕事内容も正規保育士に比べて、大幅に少ないため、家庭との両立も行いやすいです。
そのため、自分のスケジュールや体調などと相談しながら、希望の時間帯を選んで少しずつ職場復帰をしていくと良いでしょう。
この頃になると、年齢を重ねたからこそ分かる保護者との関わり方や、子育てをしたからこそ分かる子どもへの理解など、若い時にはわからなかったり、気付かなかったりしたことにも、たくさん見つけることができるはずです。
40代以降も保育士資格を活かして、保育士として働き子どもたちと元気よく過ごしましょう。
※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。