保育士の悩み解決します。
保育士が1番多く悩む、具体的な人間関係で辞めたいくらい辛いことについてお伝えしたいと思います。
辞めたいと思うまで悩む理由は、いったいどんなことなのでしょうか。
その理由ごとに、体験談と「それに対する解決策」をご紹介します。
保育士が、1番多く悩む具体的な人間関係で辞めたいくらい辛いこと- PART1
保育園での先輩(年齢は下でも)
保育士の先輩との人間関係で、転職まで考えた方の体験談をご紹介します。
解決策 PART1
一般企業なら転勤願いなどによって解決できるものでも、保育士の場合には、なかなかそういうわけにいきません。
辞めることを決心する前に、考えていただきたいことがあります。
保育士への未練は、ありませんか。
保育士を続けたい、という思いをお持ちなら「保育士の転職をするとして、次の園で同じようなことが起こったらどうしますか。」ということです。
ですから、今の職場での問題点を解決しましょう。
年下でも、先輩は先輩です。
このことを大前提として持っておいてください。(年下の上司は、ごろごろいますね。)
25歳の先輩は、人としてあなたを人生の先輩とみるべきなのですが、それができない人なのです。
いろいろな先輩がいますよ。
例えば次のような先輩です。
- 「先輩」という言葉を重要視し、「先輩」と思われることで満足する
- きつい言い方しかできない、しない
- 自分の気分がよくないときに後輩にあたる
- 上の人の言われることは、素直に聞き、下の人は、自分の言うことを素直に聞かないと許せない
などです。
この方の場合は、まだ3ヶ月ですから取り返しはつきます。
「先輩」と思ってあげることで、Bさんの態度は、一変するのではないでしょうか。
このように、先輩との人間関係でいじめ的な行為に悩んでおられる方は、どんな特徴の先輩かを見極めていくことをおすすめします。
保育士不足の今、園を選ばなければ、保育士の転職は結構たやすくできるでしょう。
ただ、せっかく環境や条件で満足して就職した園をそう簡単に去るのは、非常にもったいないことだと思ってください。
退職や再就職では、時間も無駄になりますし、緊張も倍増し、心に負担もかけてしまいますよ。
保育士が1番多く悩む具体的な人間関係で辞めたいくらい辛いこと PART2
保護者との人間関係に悩まれた先生を指導された、先輩保育士の体験談をご紹介します。
解決策 PART2
- まず、こんなことで休むことは良くないし、こんなことで辞めていたらどこの保育園でも勤まらないということ
- 「怒る」と「叱る」の違いについて考えること
- お母さんもたいへんなことは、わかっておかなければならないということ(しばらくは引渡しの時には、他の先生にお願いをする)
- Bちゃんと仲良しになる努力をして、落ち着いたらお母さんと話をすること
このA先生は、いい先輩によって助けられたのです。
どの保護者も我が子第一です。
けんかが、あったとしても、保育士は、両者の立場でけんかを収めて保護者に報告をしなければなりません。
幼児のいうことは、断片的でそのけんかの真実は、わからないことが多いですからね。
保護者の方の信頼を取り戻すには、時間がかかるでしょうが、その子どもさんが「A先生と仲良しになったよ。」とお母さんに言ったときに解決できるものです。
保護者との人間関係で「辞めたい」と思ったときには、もう一度その子どもさんと仲良くなることを目指してください。
そうすることで、保護者の方との人間関係は修復します。
極力避けたい、人間関係良好な職場の探し方
人間関係が良好な保育園は、なかなか見つけるのが難しいです。
しかし、見つけられない訳では、ありません。
人間関係良好な保育園を見つけるには方法が二つあります。
転職サイトで探す
保育士は、万年人材不足ですから、専用の転職サイトがいくつも存在します。
そして、大体の転職サイトや求人サイトが面接をする前に、実際に保育園に赴いて、園の雰囲気やなぜ前任の保育士が辞めたのか、過去辞めていった人の退職理由の割合、平均勤続年数を全て調べてくれます。
そして、あまりに勤続年数が短かったり、人間関係が理由で、退職した保育士が多い園は、職場候補から外してくれます。
自分で内情の分からないハローワークなどで探すよりも、転職サイトや求人サイトを利用した方が、人間関係の悪い職場に当たりにくいです。
人間関係が良い職場を探すには保育士求人プロで探せます
実際にボランティアで働かせてもらう
保育園は、人手不足で困っています。
学生を対象に、ボランティアやアルバイトを募集している事が多いです。
免許を取る前に様々な保育園にボランティアやアルバイト、そして、自主実習と言って自ら実習をお願いする電話をかけ、自ら働いて、保育園の内情を確かめましょう。人脈作りにもなりますからオススメです。
保育士が、転職の際に人間関係の良い求人を見極めるポイント
学校という職場社会は、転勤も少なく、職場の雰囲気があまり変わらないのです。
特に私立の学校や園では一旦就職しますと、退職までその職場で勤務するということになります。
人間関係を含めた職場の雰囲気に、変化がないのが現状です。
また、保育士の仕事はどうしても女社会ですから、出来上がった人間関係は、なかなか変わらず、女同士の陰湿ないじめや嫌がらせなどの不満を持って、居場所がなくなって、転職される保育士さんも少なくありません。
ここでは、人間関係に焦点を絞って、よい職場と悪い職場の見極めるポイントをご紹介します。
人間関係を見極めポイント①
勤続年数が長い方は、その保育園の居心地がよいということでしょう。
職場の雰囲気、職員や園児、保護者も含めて働きやすいからこそ、長く続けている人が多いのです。
保育園の仕事は、第一に園児の保育を楽しみながら、継続することですね。
職場環境がよいと、基本的に長く勤務したくなるものです。
勤続5年以上の保育士が多い職場は、特におすすめです。
次に、年齢層をチェックしましょう。
また、人間関係ということを考えますと、年齢層が高めの職場をおすすめします。
人間は、年を重ねるごとに丸くなっていく、年齢のいった方は、保育士同士のいろいろな人間関係も見てこられています。
職場としてみますと比較的働きやすいといえます。
職場の雰囲気をチェック
一日保育などの短時間で、見極めることになりますので、なかなか難しいのですが、職員の方の挨拶と表情に注目しましょう。
次の3点は必ずチェックしたいポイントです。
挨拶
あなたへの挨拶も含めて、きびきびと動く中でも笑顔で挨拶ができているかは大切なことです。
すれちがったときの職員同士の表情
会話はなくてもいいですが、笑顔があるかは大切です。
会話の口調
仕事中ですから、馴れ合いはいけません。
仲良しグループができている可能性があります。
人間関係を見極めポイント②
面接時の園長先生の態度
一般に、職場の人間関係が悪いのは上に立つ人の態度も大きく影響することは、保育園でも同じことが言えます。
園長先生や主任保育士さんが面接にあたられるでしょうが、その態度をチェックすることが大切です。
面接官の方が、無表情な場合や高圧的な態度を感じたときには、注意が必要です。
職員に対しても、同じような接し方をしていることが考えられます。
人間関係を見極めポイント③
求人情報によく出ている保育園
保育園の場合にも、辞める人が多いから、再募集をしていると見るべきでしょう。
頻繁に求人が出ているところは、少しでも条件をよくして人を採用したいという思惑もありますので注意は必要です。
面接などで、しっかりとチェックしましょう。
※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。