保育士の転職を失敗する人には類似した特徴があります。
失敗すべくして失敗しているんですね。
「他人のせいにしていませんか?」
転職で失敗するには2つの理由があります。
- 内部要因
- 外部要因
これを知ることで失敗や長期化を避けることが出来ます。
知らないということは合格したい高校があるのに受験勉強をしないのと同じ。
もっというならば受験したい高校の受験日を知らないのと同じくらいです。
転職で年収は上がる?年度途中の転職については記事終わりから
保育士転職を失敗する内部、外部要因
保育士の転職を失敗してしまったり、長期化してしまったりしている人にはいくつかの原因があります。
- 保育士の仕事に対する思いが低い
- 社会人としての自覚が足りない
- 何事もすぐに悲観的に物事を考えやすい
- 転職をすることに対するやる気の薄さ
- 転職に関する情報や対策などのリサーチ不足
このような事を習慣的に感じていたり行っていたりする方は、転職を失敗したり長期化させてしてしまったりしがちです。
保育士の転職を失敗・長期化させないためには、まずはこのようなことを自分がしていないかを今一度振り返り確認をするようにしましょう。
保育士の仕事に対する思いが低い
保育士の仕事は、どのような園に行ったとしても基本的な仕事内容は変わりません。
そのため、保育士の仕事に対する思いが低いと、どのような園に行ったとしても「辞めたい」と思ってしまいます。
保育士の仕事自体を好きになれないままでいると、いつまで経ってもその転職活動は長引いてしまい、
- 「自分に合った園が見つからない」
- 「ここの保育園は違う」
などと転職活動がずるずると長期化してしまいます。
そのため、まずは、自分が保育士の仕事に対してどのように考えているのか、保育士の仕事内容に対してやる気を持ってこれからも働く意志があるのかどうかなどをしっかりと考えることが大切です。
向いてないかもと感じたときは私は保育士に向いてない性格、適正。そう思ったら考える事をご覧ください。
社会人としての自覚が足りない
アルバイト感覚で保育士として働いている人は、いつまで経っても転職活動が上手くいかなかったり転職活動を長期化させてしまいがちです。
- 「今日は職場に行くのが面倒臭いから休もう」
- 「この仕事はきっと誰かがしてくれるから私がしなくてもいいや」
- 「仕事でミスをしたけど、これは私の責任ではない」
などと、自分の仕事に対して責任をきちんと持てなかったり日々働く意義を理解できていなかったりするような場合は、
保育士として働く以前に、社会人としての自覚が足りない証拠です。
中でも保育士という仕事は、子どもの大切な命を預かる大変責任の重たい仕事です。
それにも関わらず責任をきちんと持たずに社会人としての自覚がないような人は、いつまで経っても転職を成功させることは難しいでしょう。
そのため、社会人としての自覚をしっかりと持ちながら保育士という仕事に誇りと責任を持った上で、転職活動に取り組むようにしてください。
何事もすぐに悲観的に物事を考えやすい
保育士の転職を失敗したり長期化させたりする人の中に多いのが、何事もネガティブに後ろ向きに考えてしまうような方です。
中にはもちろん理不尽な上司などもいます。
しかし、
- 「○○さんは、~だから苦手」
- 「△さんは~が変わっているから、話が合わない」
などと、相手のことをいつも悲観的に見て理解しようとはせず、いつまで経っても相手と良い関係を作ろうとしない場合があります。
その逆に
- 「○○さんが~なのは、自分のせいだ」
- 「自分が~だから、仕事が上手くいかないんだ」
などと、自分ばかりを責めていつも後ろ向きな考えばかりを持っているような場合もあります。
両者共に、他者や自分を責め続けていては、たとえいくら自分の希望している条件にぴったり合った転職先が決まったとしても、一向に前向きに捉えることができず、いつまで経っても失敗が続くし長期化させてしまいます。
転職を失敗や長期化させないためには他者や自分を責めてただただ落ち込み悲観的になるのではなく、まずは目の前にある仕事やコミュニケーションを前向きに捉えて、積極的に自分から取り組んでいく姿勢が大切です。
転職をすることに対するやる気の薄さ
しかし、浅はかな気持ちで
- 「今の職場がしんどいから転職したい」
- 「そろそろ今の職場は飽きてきたし転職してみたい」
などと軽い気持ちで転職活動に取り組んでいては、その姿勢や思いは採用試験のときなどに新しい職場にも伝わるため、いつまで経っても転職は失敗が続き長期化してしまいます。
転職というのは、新しい職場で新しい人間関係を築きながら仕事に打ち込むことを指します。
そのため、転職をすると決めた場合は、生半可な軽い気持ちは捨てて
- 「絶対に次の試験で合格してみせる」
- 「この園で何が何でも働きたい」
などといった熱いやる気と思いを抱いて取り組むようにしましょう。
転職に関する情報や対策などのリサーチ不足
保育士を転職すると決めた以上は、まず自分がどのような職場に転職したいのかということをしっかりと考え、自分の希望にできるだけ沿った園はどこにあるのかなどをきちんとリサーチする必要があります。
このリサーチが中途半端であったり不十分であったりすると、
- 「こんなはずじゃなかった」
- 「思っていた園と違った」
などと感じ、その結果いつまで経っても転職を失敗し続けたり長期化させたりしてしまいます。
転職をすると決めたらその目的を明確にし、転職後、悔いの残らないような職場に就職することができるよう、事前にきちんとリサーチをし情報を集め、採用試験に向けてきちんと対策を練るようにしましょう。
リサーチはこれが1番。保育士が転職の際に園見学から分かること。私が気づいたことをご覧ください。
ここまでのまとめ
前半では
- 保育士転職を失敗する内部、外部要因
- 保育士の仕事に対する思いが低い
- 何事もすぐに悲観的に物事を考えやすい
- 社会人としての自覚が足りない
- 転職をすることに対するやる気の薄さ
- 転職に関する情報や対策などのリサーチ不足
- 転職の情報収集をしっかり行う
をお伝えしました。
内部要因で失敗しているケース多いですよ。
後悔しないために必ず押さえておくべきポイント
保育士の転職活動において後悔をしないためには、いくつかのポイントをしっかりと押さえておく必要があります。
- 転職をする目的について
- 転職に関する情報の収集
- 転職希望の園に関する事前リサーチ
- 転職をした後の生活をイメージ
転職に関する目的をしっかりと整理し明確化する
まず、転職をするにあたって「どうして自分は転職がしたいのか」ということを今一度きちんと明確化しておく必要があります。
- 「どうして現在通っている園ではだめなのか」
- 「転職をしてどのような保育を行いたいのか」
など、転職をするきっかけになった事柄を整理しながら、転職をする目的をまずは自分の中で明確化します。
そうでなければ、あとになって
- 「やっぱり転職しなければ良かった」
- 「どうして転職しようと思ったのだろう」
などと自分自身に疑問や後悔を感じてしまう恐れがあります。
転職というものは、心身ともに労力の必要なものです。
そのため、転職をしようと考えたらまずは「転職に関する目的」を自分の中で整理し確認するようにしましょう。
そうすることで、転職先の園も探しやすくなり、その後の転職活動をスムーズに進めることができるようになります。
転職の情報収集をしっかり行う
できるだけ多くの情報をまずは集めてその中からより自分の希望に合った転職先を探し出すことが保育士として転職を成功させるための大事なキーポイントになってきます。
転職に関する情報収集を疎かにしていると、後になって
- 「もっと調べておけばよかった」
- 「あそこの保育園も求人情報を出していなかったなんて知らなかった」
などと、後悔してしまう恐れがあります。
そのため、様々な手段を駆使して転職情報の収集を行うようにしましょう。
転職情報収集におすすめの手段例
- ハローワーク
- 保育士求人サイト
- 福祉人材センター
- 保育士就職フェア
- 市の市政ニュース
- 実際に保育園に出向く
最適な情報収集は保育士求人プロをご覧ください。
転職したい園の方針、理念をよく調べる
転職を後悔しないためには、ホームページなどから園についての情報をリサーチし、その後自分の足で直接その園に出向くようにしましょう。
保育園と一口に言っても、園によって様々な方針や理念を持って運営をしています。
また、園によっては大規模のところもあれば小規模の園もあったり、自然との関わりに重きを置いているところもあれば教育に力を入れているところもあります。
園の様子を自分の目と肌で確認するようにしてください。
これらを怠って転職活動をしてしまうと
- 「こんな園だとは思わなかった」
- 「自分の保育絵理念とは大きくずれている」
- 「こんな保育、私にはできない」
などと、後で大いに後悔してしまう恐れがあります。
転職後に後悔をしないためにも、採用試験の前には必ず一度自分の目で園の様子を確認し、「自分もここで働きたい」と思うことができた場合のみ、採用試験を受けるようにしてましょう。
園見学の際に見ると良いポイント
保育理念
ホームページやパンフレットに掲載されている通りの理念やねらいを抱きながら保育が行われているか?
職員の様子
いきいきと働くことができているか?職員間同士の関係は良好か?
子どもたちの様子
子どもたちは安心して楽しく過ごすことができているか?
環境
保育を行うにあたって適切な環境か?自分の希望している保育環境に近いか?
転職した後の生活や自分の姿をイメージする
実際に転職をしたら、どのような生活を自分は送るのかということを事前にイメージしておくことで「思っていた生活と違った」「思い描いていた自分の姿ではなかった」などと、後になって後悔することを防ぐことができます。
- 新しい職場へはどのような交通機関を使って通うのか
- どのような保育を行いたいのか
- どのように職員の人とコミュニケーションを取るのか
- 平日、帰宅後はどのように過ごすのか
- 休日はどのように過ごすのか
など。
転職後の自分の姿が見えてきて、自分の希望している転職先が「本当に自分に合っているのか」ということを確認することができます。
もちろん全てがイメージ通りに行く訳ではありませんが、事前にイメージをしておくことで後悔を少しでも減らすことができるのは間違いありません。
ここまでのまとめ
後半では
- 後悔しないために必ず押さえておくべきポイント
をお伝えしました。
保育士として転職を失敗や後悔しないためには最初に多少の労力はかけておくべきです。
そんな余裕や時間がない人は保育士求人プロがあなたに代わってリサーチを行っていますので是非、ご活用ください!
※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。