保育士の悩みを解決します。
このコンテンツでは下記の方に向けてお届けします。
対象者の方はお読みください。
保育園で人気の走る遊びというと、鬼ごっこに加えてリレー遊びが人気です。
リレー遊びを通して、子ども達は協調性やルールを守る大切さを学びます。
普段の遊びからこのリレーを取り入れておけば、運動会などでも戸惑う事なく子ども達はリレー競技を行う事が出来ます。
慣れさせる為にも、是非この遊びを取り入れてください。
保育園での人気のあるリレー遊び5選から紹介していきます。
季節の遊びとしても取り入れられます。
楽しくリレーを学ぶ為の第一歩として使えるのがこのリレーです。
段ボールでソリを作り、その上にサンタさんのプレゼント袋(段ボールで正方形を作り、それをソリの大きさに合わせていくつかシーツに包んでソリに載せる)を積んで、リレーを行います。
早さよりも落とさない事が大切なので、子ども達はトラックの線を意識する事が出来ると思います。
引用元:加藤学園幼稚園
トラックを回る事を意識した遊びになります。
準備する物はコーンとバトンだけなので手軽です。
まず一つコーンを用意し、コーンを回って戻ってくると次の子どもにバトンを渡します。
そしてそれが出来るようになったら、次は二つ、更に三つと増やしてトラックの形にしていきます。
最終的に4コーナーのトラックを作って、段階的にトラックカーブを走れるようにすると良いと思います。
引用元:育英北幼稚園
バトンの受け渡しも子ども達にとっては大事です。
目的地前で速度を緩めてバトンを差し出すのも子ども達にとっては一苦労です。まずは一列になってバトンを手渡し、バトンを受け渡す感覚を覚える所から始めましょう。
2チームに分かれて、どちらが先にバトンを回せるかという競争を行うと余計に楽しくなると思います。
徐々に受け渡す距離を長くして、相手の手に上手く渡す事を意識するように働きかけます。
この地道な繰り返しで、子ども達はバトンミスを随分減らせるようになると思います。
引用元:なないろ保育園
トラックの線を意識する為のリレー遊びとして適切なのが、水泳遊びです。
クロールやバタフライの動きで下を向いて真似をしながら、トラックを回るのです。
下を向くので必ず線が目に入ります。
トラックもそんな速い速度では曲がれませんから、上手に線を意識しながらトラックも回れて、感覚を掴むには非常に良い遊びであると思います。
泳ぐ際の動きの練習にもなりますから、一石二鳥ですね。
引用元:三朝町立西小学校
子ども達にバトンの受け渡しを楽しく覚えてもらう為に、トラック走りを慣れる事も兼ねてオススメなのがアイスボール遊びです。
子どもの腕で抱える程のコーンを画用紙と段ボールで作り、そこにアイスを象ったボールを載せて走るのです。
落としたら時間をロスしますし、慎重に走る事でトラックを走る事を意識出来ます。
バトンの受け渡しでも、なるべく手を使わずにボールを受け渡すようにすれば子ども達もバトンの受け渡し前に止まる事、そして普通の棒や輪っかのバトンになった時に受け渡しやすさを感じると思います。
引用元:おざさ幼稚園
私は乳児担当だったので、リレーは幼児クラスの補助に入りました。
最初にリレーを始めたばかりの子ども達は、まずトラックの形通りに走らなければいけない事に戸惑っている様子でした。
(※乳児クラスはトラックに沿って走るのは難しいので、直線のかけっこを行う園であった為)
更に、カーブを曲がる際には上手くバランスが取れずに転倒が非常に多かったです。
そこで、カーブの四か所に保育士を配置し、内側に入り過ぎてしまう子を指導したり、転倒をしないように補助を行う所から始めて徐々にトラックを走る事に慣れさせる所から始めました。
そして、普段の遊びからリレーを取り入れて、トラックに慣れるのは勿論の事、バトンの受け渡しやカーブのバランスの取り方を学んで、ようやくリレーの形に仕上がってきました。
子ども達が、いきなりトラックを走れると思ったら大間違いです。
少しずつ子ども達が、トラックを走れるように、しっかりと段階を踏んで補助を行いましょう。
※このコンテンツは、保育士の方に作成していただいています。