『栃木県』の那須烏山市のご紹介を致します。
面積174.35km2、総人口26,415人、宇都宮市への通勤率13％を超える、宇都宮のベッドタウンです。
周囲は、北は那珂川町、西はさくら市、南は高根沢町、市貝町、茂木町、東は常陸大宮市と隣接しています。
人口はここ数年で急激に減少し、小、中学校、高校ともに統廃合されています。
中心となるのはＪＲ烏山線の烏山駅。
烏山線はＪＲ東北線の宝積寺につながっているため、宇都宮へのアクセスが良くなっています。
宇都宮までは車で50分。
烏山駅から宇都宮駅までは53分と、通勤率の高さがうなずけます。
東京駅までも新幹線を利用すれば1時間50分と、日帰り出張が可能な距離となっています。
保育園は公立私立、地域型保育を含め8か所ですが、地域型保育では、待機児童をなくすために居宅訪問型保育や事業所保育などで「0」を目指しています。
那須烏山市の人口が減少している背景には294号線が通っているにもかかわらず、街道沿いには大型スーパーも量産店もほとんどないことがあげられます。
ホームセンターはあるけど買い物には不便です。
また、大手企業の工場なども少なく、宇都宮に通勤しなければ市内では、農業をする以外で仕事を得ることが難しいです。
学校も統廃合により高校の数も1校に、中学も市内に2校となりました。
若い人が増えるためにも、まだまだ何かを考える必要がある市と言えます。
