香川県の保育士、幼稚園教諭の求人状況や保育の状況
香川県で働く、保育士、幼稚園教諭の平均年収、平均月収、香川県の有効求人倍率、保育状況について調べてみました。
香川県の保育士の平均年収と平均月収
香川県内で働く保育士男性の平均年収は約637.2万円です。平均月収は約40.5万円です。これを同じ県内で働く、似たような職種で比較してみると、ホームヘルパー男性の平均年収は約235.3万円です。平均月収は約18.9万円です。ホームヘルパー女性の平均年収は約301.7万円です。平均月収は、21.4万円です。このように、比較してみると同じ職種であっても男女で大きな差があるということがわかります。保育士の場合は男女で、平均年収が315.6万円も開きがあります。ホームヘルパーでも男女で、66.4万円の差があるというのがわかります。
参考資料:厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」
香川県の幼稚園教諭の平均年収と平均月収
香川県で働く、幼稚園教諭（男女計）の平均年収は約311.4万円です。平均月収は約21.6万円です。これを、同じ県内で働く、似たような職種で比較してみると、高等学校教員（男女計）の平均年収は約515.2万円です。平均月収は約34.4万円です。このように比較してみると、平均年収では203.8万円、平均月収では12.8万円の差があります。
参考資料:厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」
香川県の有効求人倍率
香川県の雇用情勢について調べてみました。香川労働局の発表した資料によると、平成29年5月の有効求人倍率は1.77倍でした。前年同月の有効求人倍率は1.64倍でした。平成29年5月の月間有効求人数は27,624人でした。月間有効求職者数は15,593人でした。香川県の有効求人倍率を見てみると、この1年間で安定して1.60倍以上をキープしており、香川県内の雇用情勢は緩やかに改善しているといえるでしょう。香川県で働きたい人は香川労働局の資料などを定期的にチェックすると香川県の現在の雇用情勢がわかります。
参考資料:「香川労働局」
香川県の保育状況について
香川県では、子育て環境を良い物にするために、様々な取組を行っています。例えば、香川県ではイクメン講座などを開催しています。これは、育児に男性にも積極的に参加してもらい、子育てについての理解を深めるとともに仕事の面でも新しい働き方についても学ぶというものです。
イクボス講座というものもあります。香川県の子育て環境を改善するには、企業の協力がなければ、環境をよくすることは出来ません。そのために、育児のことを理解して、会社で働く社員が育児休暇などを取りやすい環境整備を整えるために、育児に理解のある管理職などが必要となります。このように、育児に理解のある人や、男性が積極的に育児に参加することが子育て環境をよくするのにはかかせないと考えて香川県ではこの取組を行っています。現在の香川県では、共働き世帯が増加したことで、各保育所の定員を上回る需要が発生しています。平成29年4月1日時点で保育所等利用待機児童が227人となっています。保育施設の充実はもちろん、若い世代へ保育士の仕事の良さなどを伝え、さらなる人材の確保などに取り組んでいます。
参考資料:「香川県HP」
