保育士の仕事内容 1日の流れの詳細や保育士の役割 大変さ本音2

保育士の一日の仕事の流れの記事、今回は、2回目です。
保育士さんが日々、思っていることを紹介したいと思います。
日々の保育の大変さ、本音、楽しさと喜びなど、一挙公開します。

保育士の仕事一日の流れ。

乳児院

0歳から2歳の子どもが生活する場ですので、通常の保育園と家庭での養育を合わせたような仕事内容になります。

朝、起床を促して着替えを行います。

もちろん、大体の子は介助しなければなりません。

朝ご飯を食べてみんなで遊び、昼ご飯を食べてお昼寝をします。

夜にはご飯を食べ、入浴して就寝となります。家庭での一日の流れと大体同じですね。

加えて、一人一人の支援計画も立てなければなりません。

支援計画を立てたのであればもちろん、計画期間が終わったころに評価をして再計画をしなければなりませんので、

子どもの発達に沿った計画を立て、反省をして次の計画を立てるといった流れになります。

児童養護施設

2歳から18歳までの家庭で過ごすことのできない子どもたちが入所する施設になります。

朝起床を促して朝ご飯を食べ、子どもたちを学校へ見送ります。

高校生の場合は朝早くに出る子もいるので、一人一人個別な対応が必要になります。

子どもたちが学校へ行ってる間は、職員は施設内の清掃や子どもたちの服の選択、居室の整理整頓に加え、一人一人の支援計画を立てたり、行事の準備を行ったりします。

その後、子どもたちが学校から帰ってきたら学校ででた宿題をしたり、個別に勉強を行ったり、遊んだりして晩御飯を食べ、入浴し、就寝となります。

就寝時間は年齢によって異なるため、就寝した子への配慮も必要になります。そして、施設で過ごしている子どもたちの中でも、親がいる場合は、

最終的に家族の再統合を目的としているので、家庭支援も重要な仕事になります。

障害児施設

通所型…学校もしくは家庭に子どもを迎えに行き、施設へ通所します。

施設内では各施設によって取り組みは変わりますが、施設で立てた支援計画をもとに個別、または集団的な療育を行います。

障害の種類によって活動内容が大幅に変わるため、全体で一つの流れを作ることが難しい場合があります。

入所型…入所型の施設では基本的に起床して朝食を食べ通学、帰宅後は晩御飯を食べて入浴し、就寝という流れです。

障害児施設の場合はその子の障害に合わせた時間設定をしなければならないので、集団生活でありながら個別な対応を求められることが多くあります。

また、施設内には看護師や作業療法士、介護士などのあらゆる専門職の方が働いていますので、その職員同士の連携をとりながら、その子その子の一日の流れを組むところが多いようです。

病棟保育士

基本的な生活の流れは一般的な保育園と変わりありませんが、病棟保育園の場合は24時間対応しているところが多くなります。

朝食、昼食、夕食と三食で対応しなければならなかったり、夜間には子どもたちを寝かしつけ、寝ている間にも異変がないか様子を見守る必要があります。

企業保育士

企業内保育園の場合も一般的な保育園とはあまり大差ありません。

しかし大きく変わるところは年間を通して行事が少ないので、比較的時間に余裕をもって保育にあたることが出来ます。

また、延長保育はその企業が必要とするところまでになるので夕食を用意しなければならないところもあるでしょう。

保育士仕事の大変さ、やりがい。

小さな子どもは一緒に遊んだり、世話をしてて楽しいですが、楽しいことばかりではありません。

子どもにお話をしようとしてもまったく落ち着かずに誰も話を聞いてくれなかったり、子ども同士のけんかで怪我をしてしまったり。

心無い一言に傷ついてしまったり、子どもと関わる中で保育士が怪我をしてしまう事もあるでしょう。

もっと大変なのはやはり子どもと関わる以外の仕事量です。

保育園を例にしてみても、週案や月案、支援計画や行事計画、制作など子どもと関わる以外の仕事はたくさんあるのに、その仕事に避ける時間は子どもがお昼寝をしている2時間程度しかありません。

しかも、その日の連絡帳を書いたり、おもちゃの消毒などをしているとその2時間はあっという間に過ぎてしまいますのでどうしても時間外で仕事しなければなりません。

その大変という部分があるこそ、やりがいという部分が輝くのではないでしょうか?

例えば、発表会という行事を行う際には、子どもたちの発表の練習、発表会自体の計画の立案、大道具づくり、衣装づくり、演奏するのであれば演奏の練習。

日々の保育に加え、これだけの仕事が増え、残業の毎日になります。

しかし、発表会当日を迎えたときには、子どもたちが頑張って練習した成果を発表できたこと、見に来てくれた保護者がとてもうれしそうに自分の子どもの成長を感じることが出来たことに感動します。

これらは、月並みな言葉ですが絶対にお金で買えないものですし、それ以上の価値があると思っています。

日々の保育の中でも、子どもたちが自分を含む保育士たちのことを信頼してくれ、一緒に楽しい時間を過ごせること。少しずつ成長し、歩けなかった子どもがどんどん大きくなり、成長する姿を見られることはいちばんのやりがいになります。

これだけ、毎日新しい発見をして感動出来る仕事は保育士だけではないかと感じています。

※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。

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