【簡単人気】年齢別、保育園の手作りおもちゃを紹介!

このコンテンツでは下記の方が対象です。

手作りおもちゃのネタをもっとりしたい保育士さん

対象者の方は続きをお読みください。

保育士の今出川麗子です。

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  • 手作りおもちゃのネタをもっとりしたい保育士さん

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人気紹介!保育園の手作りおもちゃ。作り方と材料

0歳児

マラカス

保育園でのおもちゃ作りの1つ目はマスカラ。

中に入れるものによって、 音色が変わります。

様々な音色を楽しむのにおすすめです。

万が一、空いてしまって、食べてしまうことが気になるようでしたら、小豆、お米などをいれると安心です。

材料
  • ペットボトル2つ(ヨーグルトが入っている小さめのもの)
  • 紐1本
  • 中に入れるもの(ビーズ、鈴などお好きなもの)
作り方
  • ペットボトルのふたにキリで穴をあけ、ハサミで穴を広げます。
  • その穴に紐を通し、外れないように内側で結びます。
  • ペットボトルにビーズ、鈴などを入れ、ふたを閉めます。
  • ふたが取れないように、ビニールテープで止めます。
    これを2,3度繰り返すことで、よりはずれにくくなります。

1歳児

穴落とし

1歳児にお勧めのおもちゃ作りは穴に、ものを落とすことを楽しむ遊びです。

ペットボトルのふたやストローを使うことで、市販の形の穴落としよりも、簡単にできる ものを作ることができます。

材料
  • ペットボトルのふた10個程度
  • ストロー数本
  • 使用済みのミルク缶もしくはタッパー1個
作り方
  • ペットボトルのふたを2個ペアにして、ビニールテープで止めます。このとき、中にビーズなどを入れると、音がなるのを楽しめます。
  • ストローは、適当な長さに切ります。
  • 使用済みのミルク缶もしくはタッパーのふた部分に落とすものの形に穴をあけます。
補足

ペットボトルのふたを2つセットにしたものをたくさん作っておくと、積み上げて遊ぶこともできます。

またー

ストローを入れるのは、低月齢だと難しいのではないか?

ーと思われると思うのですが、意外と入れやすいようです。

ペットボトルのふたよりも早く入れられるようになった子が多いです。

2歳児

おんぶひも

2歳児さんは、ごっこ遊びが大好きです。

先生やお母さんがやっていることをマネしたがります。

またお世話もしたがる時期です。

そんなときにおすすめです。
材料
  • タオルハンカチ1枚
  • 幅広のひも1本2メートル
  • ロープひも15センチを1本
作り方
  • タオルハンカチの上部に幅広のひもを縫い付けます。
    このとき、タオルハンカチから出るひもが左右同じ長さになるようにします。
  • タオルハンカチの下部に、ロープひもを輪にして、縫い付けます。
使い方

タオルハンカチに人形をのせ、背中にのせます。

前で、幅広のひもを左右逆にバッテンになるようし、ロープひもで作った輪に通します。

そのひもを腰辺りで結ぶと、おんぶができます。

3歳児

オリジナルパズル

パズルができるようになるものの、個人差が大きいです。

ピースの数を変えて、子どものレベルに合わせたピースに作ることができます。

また、できるようになれば、さらにピースを小さくすることができるのも、手作りならではの利点です。

臨機応変ですね。
材料
  • 好きな絵柄の紙1枚
  • ダンボール2枚(絵柄の紙と同じ大きさのもの)
作り方
  • ダンボール1枚に好きな絵柄の紙をのりで貼ります。
    全体にしっかりつくようにしましょう。
  • 1のダンボールに外側から1センチのところに線を引き、枠を作ります。
  • 2の枠を線にそって、切ります。このとき、枠が切れてしまわないように注意しましょう。
  • もう1つのダンボールに好きな色の紙を貼ります。
  • 4に3で切り取った枠をボンドではります。
  • 2の枠以外の絵柄の部分を好きな形に切っていきます。
    このときのピースの数をレベルに合わせて調整してください。
  • 5のボンドが乾いたら、6で切ったものを入れて、完成です。

4歳児

ペットボトルボーリング

4歳児の保育園のおもちゃ作りおすすめはペットボトルボーリングです。

ボールを投げる力、コントロールする力が身についてくる頃です。

また、友達と簡単なルールで遊ぶことも好きな時期ですので、おすすめです。

少しづつ成長してますね。
材料
  • ペットボトル10本
  • 新聞紙 数枚
作り方
  • ペットボトルをマスキングテープやシールなどで飾ります。
  • 新聞紙を丸め、端をテープで止めて、ボールを作ります。
遊び方

ペットボトルをボーリングのピンのように並べます。それに向けて、ボールを転がし倒します。

ペットボトルに水を入れると倒れにくくなります。

難しくしたい場合は、水を入れるといいでしょう。

5歳児

ぶんぶんごま

5歳児になると、 こちらが全部作ったものではなく、一緒に作ったもので遊ぶこと ができるようになります。

材料
  • 厚紙
  • たこ糸
作り方
  • 厚紙に直径10センチ程度の円を描きます。
  • 1を切ります。
  • 真ん中から4,5ミリ外にキリなどで穴をあけます。穴の位置が近すぎても、遠すぎてもうまくまわらないので、気をつけましょう。
  • コマに絵を好きな描きます。
  • 3で開けた穴にたこ糸を通します。
遊び方

たこ糸を左右同じ長さになるように指にひっかけます。

そして、コマを前後に回転させながら、たこ糸をねじっていきます。

ある程度ねじれたら、指を左右にひっぱったり、ゆるめたりします。

子供がおもちゃで遊ぶ意味

子どもにとって、おもちゃは、想像力を広げてくれるものです。

また、おもちゃを使って、保育士や親のマネをするなどのごっこ遊びを通して、生活に必要なことを学んでいきます。

また、おもちゃを通して、 保育士と子ども、子ども同士の人間関係 を学ぶことになります。

貸し借りや、友達と仲良く遊ぶために、どうしたらいいのかなど、コミュニケーションの方法など、様々なことを学びます。

手作りのメリット

子どもの月齢、発達段階に合わせたおもちゃを作れることが最大のメリットです。

また、 月齢が上がると、一緒におもちゃを作って遊ぶ ことができます。

自分で作ることで、より愛着が出てきます。

そのため、手作りのおもちゃは、ものを大切にする気持ちを持つきっかけにもなります。

私の体験談

手作りおもちゃは、遊びながら子どもたちが、どんどん遊びを広げていってくれるので、とても楽しいものでした。

  • 売っているおもちゃだと こういう使い方をしなくてはならない、 という枠に囚われがちですが、手作りおもちゃだと想像力を活かして遊ぶことができます。

私の一番の自信作は、「穴落とし」です。

発達段階に合わせて提供すると、くいつくように集中して遊びます。

手先がどんどん器用になっていくのをみるのも、発達段階を知ることができ、とても有効でした。

※このコンテンツは保育士の方に作成していただいています。